運営公式

ニュージーランド留学で気をつけること12選

  • 投稿日:3か月前
  • 更新日:2024-10-14 18:31:35

ニュージーランド留学は、素晴らしい自然環境と多様な文化体験ができる貴重な機会です。しかし、現地の生活に慣れるためには、ニュージーランド特有のルールやマナーを理解し、しっかりと守ることが大切です。この記事では、ニュージーランド留学中に気をつけるべき12のポイントを紹介します。これらを事前に知っておくことで、トラブルを避け、充実した留学生活を送ることができるでしょう。

ニュージーランド留学で気をつけること12選

出席率に注意

ニュージーランド留学で気をつけること、それは「出席率」です。特に、ニュージーランドの大学や語学学校では、出席率が非常に重視されています。なぜなら、多くの場合、ビザの要件として一定の出席率を維持することが義務付けられているからです。例えば、学生ビザを取得している場合、学校の出席率が一定以下に落ちると、ビザの更新が難しくなったり、最悪の場合、ビザが取り消される可能性もあります。そのため、授業を欠席しないように十分に注意しましょう。

ニュージーランドは美しい自然とフレンドリーな人々が魅力で、留学生にとっては魅力的な場所です。しかし、その一方で、つい遊びに夢中になってしまい、授業を欠席してしまうこともあります。特に週末にアウトドア活動や旅行を楽しんでいると、授業への出席がおろそかになりがちです。楽しいニュージーランドライフに流されるのもわかりますが、授業にちゃんと出席しないと、長い目で見て損をしてしまうかもしれません。

また、出席率が低くなると、ビザ問題だけでなく、学業の進捗にも悪影響を与える可能性があります。特に語学学校では、授業に出席しなければせっかくの学習機会を逃すことになりますし、言語習得のスピードも遅くなります。学校側も出席率をチェックしており、低い出席率は学校との信頼関係にも影響を与えるかもしれません。さらに、ニュージーランドでは授業料が高額になることもあるため、せっかく支払った費用を無駄にしないためにも、授業にはしっかり参加することが重要です。

それでも、「ニュージーランドに来たからには遊びたい!」と思う方も多いでしょう。そんな方には、学生ビザではなく、ワーキングホリデービザでの滞在もおすすめです。ワーキングホリデービザであれば、学校に通わなくても大丈夫なので、自分のペースでニュージーランドを楽しむことができます。遊びや仕事を重視したい場合は、このビザを選ぶことで、時間やお金をうまく活用できるかもしれません。

野生動物への接触・餌やりの禁止

ニュージーランドはその美しい自然環境で有名で、留学生として滞在している間に、野生動物と出会う機会も少なくありません。特に保護区域や国立公園では、珍しい鳥や海洋生物に遭遇することがあり、その瞬間は本当に感動的です。しかし、ニュージーランドでは野生動物に近づきすぎたり、餌を与えることが厳しく禁止されています。その理由は、野生動物の保護と自然環境の保全がとても大切にされているからです。

まず、野生動物への餌やりは、一見して動物たちに優しさを示す行為のように思えますが、実際には動物たちに悪影響を与える可能性があります。野生の生物たちは、自然の中で自分たちの食物を見つける能力を持っています。人間からの餌は、彼らの自然な食物探しのプロセスを混乱させ、依存心を生み出してしまうことがあります。例えば、ニュージーランドの保護されている鳥類の中には、人間からの餌をもらうことで本来の狩りや採餌の技術を忘れてしまうケースもあります。これにより、彼らの生存能力が低下し、自然界での生活が困難になる可能性があります。

また、野生動物に接触することで、病気を伝播させるリスクもあります。人間が持つ病原菌は、野生動物には免疫がないことが多く、それが原因で彼らに大きな健康被害を与えることもあります。ニュージーランドの自然環境は、その豊かさと独自性を守るために、多くのルールと規制が設けられています。特に、カカポやキウイなどの保護鳥類や、海洋生物の保護が重要視されており、観光客や留学生もこれらのルールを守ることが求められます。

もし、野生動物と距離を取らずに接触してしまうと、罰金や法的措置が取られることもあるので、気をつけましょう。特に国立公園や自然保護区では、スタッフやガイドが監視していることが多く、ルールを破る行為は即座に通報されることもあります。また、観光客や留学生が野生動物に接近することで、ストレスを与えたり、自然環境に悪影響を与えるリスクもあるため、常に適切な距離を保つことが求められます。

ニュージーランドの訛りは結構強い

ニュージーランド留学で気をつけることの一つは、現地の英語の訛りが思ったより強いことです。ニュージーランドの英語、いわゆる「Kiwi English」は、アメリカ英語やイギリス英語とは異なる独特の特徴があります。英語を学び始めたばかりの人や、普段アメリカ英語やイギリス英語を聞き慣れている人にとっては、この訛りがなかなか聞き取りにくく感じることも少なくありません。

ニュージーランド英語は、イギリス英語に似ている部分もありますが、発音やイントネーションに特徴があり、特に母音の音が異なります。例えば、「fish and chips」というフレーズが、ニュージーランドでは「fush and chups」と聞こえることがあります。このような母音の変化は、ニュージーランド英語の典型的な特徴で、初めて聞くと少し戸惑うかもしれません。

初心者にとって、英語の違いは最初から混乱の元になりやすいです。イギリス英語とアメリカ英語のアクセントの違いですら判別が難しいのに、ニュージーランドの訛りが加わるとさらに難易度が上がるかもしれません。そのため、留学前にYouTubeなどでニュージーランドの英語を聞いて、あまり気にせずに「なんとかなるだろう」と思ってしまうこともあるでしょう。しかし実際に現地で生活し始めると、思っていた以上に訛りが強く、聞き取るのに苦労する場面が多くなる可能性があります。

この訛りが、英語学習に与える影響も考慮する必要があります。英語初心者の場合、自分のリスニング力が低いから理解できないのか、それともニュージーランド英語の訛りが原因で聞き取れないのか、判別が難しくなります。毎日、授業や会話の中でうまく聞き取れないことが続くと、学習へのモチベーションが下がってしまうこともあります。特に英語を学び始めたばかりの方にとっては、この訛りが障壁になってしまうことも少なくないでしょう。

もちろん、ニュージーランドの訛りに慣れてしまえば問題ありませんが、慣れるまでには時間がかかることを覚悟しておくと良いでしょう。逆に、ニュージーランド英語に慣れることで、リスニング力が飛躍的に向上することもあります。最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日現地の英語に触れることで、徐々にその訛りにも慣れてくるはずです。

ニュージーランド留学で気をつけるべき大きなポイントの一つは、驚くほど強い紫外線です。日本に比べて紫外線の強さが格段に違い、多くの留学生はその影響に驚くかもしれません。特にニュージーランドは、南半球に位置しており、オゾン層が比較的薄いため、地上に届く紫外線量が他の地域よりも高くなっています。たとえば、夏場の紫外線指数は「非常に強い」とされる日が多く、日本で日常的に使う日焼け止めでは不十分に感じることもあるでしょう。

多くの人は「紫外線対策が必要」とは知っていても、実際にニュージーランドで日々強い紫外線を浴びると、その影響を改めて実感します。朝の散歩や少し外出するだけでも、肌が赤くなったり、痛みを感じることがあるほどです。日焼け止めをしっかり塗っても、それだけでは完全に防ぎきれない場面もあり、対策には限界があります。特に屋外活動が多いニュージーランドでは、留学生は常に紫外線にさらされるため、しっかりとしたケアが欠かせません。

紫外線が強いことで最も気をつけるべき点は、肌へのダメージです。長時間強い紫外線を浴び続けると、日焼けを超えて、肌の老化やシミ、さらには皮膚がんのリスクも高まります。ニュージーランドでは、皮膚がんの発症率が非常に高く、特に現地の人々も積極的に紫外線対策をしています。帽子をかぶったり、長袖を着たりするのはもちろん、日陰をうまく利用することも大切です。

さらに、日焼け止めを毎日使い続けると、思った以上にお金がかかることにも気づくでしょう。ニュージーランドのドラッグストアやスーパーでは、日焼け止めはそれほど安くなく、質の高いものを選ぶとコストがかさんでしまいます。また、ニュージーランドの日差しは強いだけでなく、持続時間も長いため、一度塗り直しを怠るとすぐに肌にダメージが蓄積されてしまうのも問題です。

物価が高い

ニュージーランド留学で最も気をつけることの一つは、物価の高さです。ニュージーランドは自然が豊かで美しい国ですが、その生活費は決して安くありません。特に、日本や他の留学先と比べると、その物価の違いに驚くことも多いでしょう。留学生活を送る上で、日常の食料品、家賃、交通費などが大きな負担になることもあるため、事前にしっかりと予算を立てておくことが重要です。

まず、家賃についてですが、ニュージーランドの主要都市、特にオークランドやウェリントンなどの大都市では、家賃が非常に高いです。例えば、オークランドの中心部で1ベッドルームのアパートを借りる場合、月々1500~2500ニュージーランドドル(約10万~17万円)かかることがあります。これは東京の中心部やロンドンの家賃と比較しても、同じかそれ以上の価格帯です。日本ではもう少し安いエリアを選べば、同じ予算で広い住居を確保できることもありますが、ニュージーランドでは選択肢が限られがちです。

次に、食料品の価格も高めです。ニュージーランドは農業国として知られていますが、食品価格は意外と高いです。特に輸入品は高額になる傾向があり、日本から慣れ親しんだ商品を購入する場合、その価格に驚くこともあるでしょう。例えば、牛乳やパン、果物などの基本的な食材は、日本のスーパーマーケットよりも少し高いことが多く、輸入品となるとさらに値が張ります。食費を抑えたい場合は、現地の季節の野菜や肉を中心に自炊することがおすすめです。

また、外食費やカフェでのコーヒーの価格も日本と比べてかなり高いです。ニュージーランドではカフェ文化が盛んで、現地のカフェでリラックスするのは素敵な経験ですが、コーヒー1杯で5~7ニュージーランドドル(約350~500円)かかることも珍しくありません。ランチも20ニュージーランドドル(約1400円)前後することが多いため、外食を繰り返すとあっという間に予算オーバーになってしまいます。

交通費に関しても、特に大都市では公共交通機関の利用が一般的ですが、バスや電車の料金も日本より高いことがあります。通学や通勤のための定期券はお得ですが、単発で乗車する場合の料金は、思ったよりも高く感じるかもしれません。移動の頻度を抑えたり、自転車を使って通学するなどの工夫が必要になることもあるでしょう。

ニュージーランドの治安はいいけど

ニュージーランドは、留学生にとって比較的安全な国として知られています。街の雰囲気も穏やかで、人々もフレンドリーな印象を受けることが多いでしょう。しかし、それでも大都市や観光地では、いくつかの安全対策を心がける必要があります。特に夜間や混雑するエリアでは、気をつけることが重要です。

まず、ニュージーランドの治安状況は、他の国と比べても良好です。犯罪率は比較的低く、暴力犯罪も少ない傾向にあります。しかし、大都市であるオークランドやウェリントン、クライストチャーチなどでは、軽犯罪やスリが発生することがあります。特に観光地や繁華街では、無防備に見える観光客や留学生が狙われることもあります。昼間は安心して過ごせる場所が多いですが、夜間の一人歩きは避けるのが賢明です。特に暗い路地や人通りの少ない場所は、できるだけ通らないようにしましょう。

また、留学中は貴重品の管理にも十分な注意が必要です。ニュージーランドは平和なイメージがありますが、それでも他の国と同様に盗難やスリのリスクは存在します。公共交通機関を利用する際や、カフェやレストランでくつろいでいる時など、つい荷物を目の届かない場所に置いてしまうことがありますが、常に自分の貴重品は目の届く範囲に置くようにしましょう。特にバックパックや財布、携帯電話など、すぐに盗まれやすいものは、注意深く管理することが大切です。

観光地では、特にスリに注意が必要です。例えば、有名な観光スポットやショッピングモールでは、人混みの中でスリが発生することがあります。現地の治安が良いという安心感から、つい気を緩めてしまうこともありますが、貴重品をしっかりと体に近い場所に保管するなどの対策を心がけましょう。また、大金を持ち歩かないことや、クレジットカードを分散して持つなど、万が一の事態にも備えておくと安心です。

ニュージーランドの治安が比較的良いとはいえ、海外で生活する際は常に異国の地にいるという意識を持つことが大切です。留学中は、新しい環境に慣れることや友達作り、学業に集中しがちですが、常に自分の安全を確保するための行動を忘れないようにしましょう。たとえば、夜間の外出時には友達と一緒に行動したり、タクシーや配車アプリを利用して安全に帰宅することが推奨されます。道を歩く際も、イヤホンで音楽を大音量で聞きながら歩かず、周囲の状況に気を配ることが重要です。

自転車のヘルメット着用義務

ニュージーランド留学で意外と見落としがちなルールの一つが、自転車に乗る際のヘルメット着用義務です。日本では、ヘルメットの着用が推奨されているものの義務ではない地域が多いですが、ニュージーランドでは法律で定められており、自転車に乗る際には必ずヘルメットを着用しなければなりません。この規則を守らない場合、罰金が科せられることがあるため、留学生も注意が必要です。

ニュージーランドは自然豊かで、自転車での移動やレジャーが非常に人気です。特に都市部では、留学生にとっても自転車は便利な交通手段として活用されています。公共交通機関も整備されていますが、毎日の通学やちょっとした買い物に自転車を使うと、自由度が高く、交通費の節約にもなります。しかし、自転車に乗る際にはヘルメットの着用が必須であることを忘れてはいけません。

ニュージーランドでは、1994年から自転車のヘルメット着用が義務付けられています。このルールは都市部だけでなく、郊外や田舎道でも適用され、どんなに短い距離でも自転車に乗るならヘルメットをかぶる必要があります。これに違反した場合、約50ニュージーランドドル(約3,500円)の罰金が科せられることもあるため、ヘルメットを忘れないようにしましょう。

ヘルメットは安全を守るためにも重要なアイテムです。ニュージーランドでは自転車事故が発生することもあり、特に通学路や観光地などで車や他の自転車との接触事故が起きることがあります。ヘルメットを着用することで、万が一の転倒や衝突時に頭部へのダメージを軽減でき、事故による重大な怪我を防ぐ効果があります。特に留学中は、異国の地で怪我をすると治療費や手続きの面で多くの負担がかかるため、ヘルメットは自分自身を守るための重要なツールです。

歩道の走行禁止

ニュージーランドで自転車を利用する際に気をつけなければならないルールの一つが、「歩道の走行禁止」です。日本では一部の場所で歩道を自転車で走行することが許可されていますが、ニュージーランドでは、特定の許可がない限り基本的に歩道を自転車で走行することは禁止されています。このルールを破ると、罰金が科されることがあり、留学生にとっても大事なポイントです。

自転車は、基本的に車道を利用することが法律で義務付けられています。これはニュージーランドの交通法規で明確に定められており、自転車は自動車と同様に道路を走行する存在として扱われます。したがって、歩行者専用の歩道を自転車で走行すると、歩行者と衝突するリスクが高くなるため、交通ルール違反となり、罰金を科される可能性があります。罰金額は地域や状況によって異なりますが、交通違反として数十ニュージーランドドルのペナルティを受けることがあります。

では、自転車に乗る際、車道を走行するのは安全なのかというと、これはケースバイケースです。ニュージーランドの多くの都市や郊外では、道路の整備がしっかりされているため、自転車も安全に走行できる環境が整っています。また、近年では自転車専用のレーンが設けられる場所が増えており、都市部では特にサイクルレーンが整備されつつあります。オークランドやウェリントンなどの大都市では、自転車専用のルートや車道脇に設けられたサイクルレーンが多く、これを利用することで安全に走行することができます。

ライトと反射板の装備義務

ニュージーランド留学中に自転車を利用する際、夜間や悪天候時には自転車にライトと反射板を装備することが法律で義務付けられています。これは安全対策として非常に重要で、もし違反した場合には罰金が科せられる可能性があるため、留学生も十分に注意しなければなりません。留学先で快適に自転車生活を送るためには、このルールをしっかりと守ることが求められます。

まず、ニュージーランドでは、日が落ちてから自転車を走らせる際、前後にライトを装備する必要があります。前方には白色のライト、後方には赤色のライトが必須です。このライトの役割は、自分が見やすくなるだけでなく、他の車両や歩行者に自分の存在を知らせるためのものです。特に視界が悪くなる夜間や霧、雨の時は、周囲の状況が見えづらくなるため、ライトがなければ非常に危険です。道路を走行中にライトが点灯していないと、車から自転車が見えにくくなり、事故のリスクが高まる可能性があります。

さらに、後部には赤色の反射板も装備することが義務化されています。この反射板は、車のライトを反射し、自転車の存在をより明確にする役割を果たします。特に郊外や街灯の少ないエリアを走行する場合、この反射板が命を守る重要な役割を担うことになります。反射板やライトを装備していないと、ニュージーランドの法律違反となり、罰金が科せられることがあります。具体的な罰金額は地域によって異なりますが、約100ニュージーランドドル(約7,000円)程度が一般的です。

留学中は、慣れない環境での生活が続くため、こうした小さなルールを見落としがちです。しかし、ライトや反射板の装備は安全対策として欠かせない要素であり、万が一の事故を防ぐためにしっかりと準備しておくことが大切です。特にニュージーランドは自然豊かで、郊外や山間部では街灯が少なくなるため、日が落ちてからの自転車走行は一層の注意が必要です。夜間の移動が頻繁になる場合は、予備のライトやバッテリーを持ち歩くこともおすすめです。

公共の場での喫煙

ニュージーランド留学で気をつけるべきことの一つに、「公共の場での喫煙」に関するルールがあります。ニュージーランドでは、喫煙に対する規制が非常に厳しく、公共の場所や飲食店内での喫煙が法律で禁止されています。喫煙者にとっては少し不便に感じるかもしれませんが、この国では健康志向が強く、禁煙を推進する社会的な流れが浸透しています。そのため、喫煙をする際には指定されたエリアで行うように心がけましょう。

まず、ニュージーランドでは、ほとんどの公共施設や飲食店が完全禁煙です。これは、法律によって強く規制されており、屋内の飲食店、カフェ、バー、公共交通機関の待合室など、ほぼすべての室内空間が対象です。さらに、屋外の一部の公共スペース、例えば公園やビーチでも禁煙エリアが設けられている場合があります。このような場所で喫煙をすると、罰金が科せられることもあるため、喫煙者は事前に禁煙エリアかどうか確認することが重要です。

喫煙できる場所としては、指定された喫煙エリアがありますが、これらは限られたスペースに限られます。例えば、特定のカフェやレストランの外に設置された喫煙スペースや、公共施設の周辺に設けられた喫煙エリアなどが挙げられます。喫煙者にとっては不便かもしれませんが、ニュージーランド全体が禁煙を推奨する方針をとっているため、こうした場所を利用することが求められます。

特に留学生にとって重要なのは、ニュージーランドでは喫煙者への社会的プレッシャーが強いという点です。禁煙が推進されている国では、喫煙をすること自体が少し肩身が狭く感じることもあるでしょう。ニュージーランドの人々は、健康意識が高く、喫煙に対するネガティブな見方を持つ人も少なくありません。友人や同僚との集まりでも、喫煙を避けることが一般的であり、公共の場で喫煙していると、周囲から好まれない視線を感じることがあるかもしれません。

また、ニュージーランドではたばこの価格も非常に高く設定されています。これは喫煙を減らすための政府の政策の一環であり、喫煙者にとって経済的な負担も大きくなっています。たばこ1箱あたりの価格は日本と比べるとかなり高額で、ニュージーランドに留学してからたばこ代が思った以上にかかると感じる留学生も多いです。こうした背景から、ニュージーランドに来てから禁煙を考える人も増えています。

騒音の規制

ニュージーランド留学で気をつけるべきことの一つに、「騒音の規制」があります。特に都市部や住宅地では、夜間の騒音に対する規制が非常に厳しく、法律で明確に定められています。留学生が滞在するホステルやシェアハウスなどの共同生活の場では、他の住人や近隣住民に迷惑をかけないよう、静かに過ごすことが求められます。

ニュージーランドは、リラックスした雰囲気が魅力の一つですが、その一方で、住民たちは静かな環境を大切にしています。特に夜間、午後10時以降は騒音を出すことが厳しく制限されています。大きな音を出してパーティーを開いたり、音楽を大音量で流す行為は、法律違反となり、警察に通報されることもあります。これは、留学生にとって慣れない文化かもしれませんが、ニュージーランドでは当たり前のルールです。

シェアハウスやホステルでの生活では、他の住人とスペースを共有することが多いため、特に音には気を使う必要があります。たとえば、深夜に友人を招いて騒ぐことはもちろん、大音量で音楽や映画を楽しむことも控えましょう。近隣住民や同じ建物の住人が休息を取っている時間帯に騒ぐと、トラブルに発展することがあります。万が一、何度も騒音の苦情が寄せられると、大家や管理会社から退去を求められることもあるため、注意が必要です。

また、ニュージーランドの多くの地域では「パーティー規制」も行われています。特定の住宅地やアパートでは、特に週末のパーティーが騒音問題の原因になることがあります。もし留学中に友人たちと集まってパーティーをしたい場合は、時間帯を守り、音量を控えめにして、トラブルを避けるようにしましょう。パーティーの終了時間を明確に決めておくことも重要です。もし騒ぎが大きくなってしまった場合、近隣の住人から警察に通報される可能性もあります。

ホームステイ先のルール

ニュージーランド留学でホームステイを選択する場合、いくつかの「ホームステイ先のルール」に従う必要があります。ホームステイは現地の生活を体験でき、ニュージーランドの文化を直に学べる素晴らしい機会ですが、家族の一員としての責任も伴います。ホストファミリーの生活スタイルを尊重し、ルールを守ることが大切です。ここでは、留学生がよく直面するホームステイ先のルールとその対策についてご紹介します。

まず、よくあるルールの一つに「帰宅時間」があります。ホストファミリーによっては、夜遅くの帰宅が好ましくない場合があります。特に小さな子どもがいる家庭や、早寝早起きの習慣がある家庭では、帰宅時間に制約が設けられていることがあります。これは留学生の安全を守るための配慮でもあり、ホストファミリーとの信頼関係を築くためにも重要なポイントです。外出する際には、事前に帰宅時間を伝えておくか、遅くなる場合は連絡を入れるなど、きちんとコミュニケーションを取ることが大切です。

次に「節水」のルールです。ニュージーランドは水資源が豊富な国と思われがちですが、実際には節水意識が非常に高い国です。特に夏場や乾燥した地域では、シャワーの時間を短くすることや、水の無駄遣いをしないように求められることが多いです。シャワーの使用時間が限られている場合や、食器洗いに多くの水を使わないよう指示されることもあります。これらのルールに従い、環境への配慮も兼ねて節水を心がけましょう。

また、「電気」の使い方にも注意が必要です。ニュージーランドの多くの家庭では、電気代が高いため、無駄な電力消費を避けることが一般的です。部屋を出る際に必ず電気を消す、家電を使った後はコンセントから抜くなど、日常的に節電に気を配る必要があります。夜遅くに照明をつけっぱなしにすることや、長時間電気を使い続けることは、ホストファミリーに迷惑をかける可能性があるため、特に注意しましょう。

「洗濯」の頻度も、ホームステイで気をつけるべきポイントです。多くの家庭では、週に一度や二度、決まった日にまとめて洗濯を行う場合があります。日本のように毎日気軽に洗濯機を使うことができる環境ではないことが多いため、ホストファミリーの指示に従って洗濯のタイミングを合わせることが大切です。また、自分で洗濯を行う場合も、節水や節電に気を配り、洗濯機の使い方を確認しておくとよいでしょう。

「冷蔵庫の使い方」についても注意が必要です。ホームステイ先の冷蔵庫は、家族全員で共有することが一般的です。そのため、自分専用のスペースが確保されている場合を除き、冷蔵庫の中に勝手に食べ物を詰め込んだり、他の家族のものを使ってしまわないよう気をつけましょう。また、冷蔵庫の使用については、ホストファミリーと事前に確認し、ルールを守ることが大切です。

飲酒

ニュージーランド留学で気をつけるべき点の一つに「飲酒に関するルール」があります。ニュージーランドでは飲酒に関して厳しい規制が設けられており、特に公共の場や未成年の飲酒に対しては法律でしっかりと管理されています。留学生としてニュージーランドに滞在する際には、こうしたルールを理解し、遵守することが大切です。

まず、ニュージーランドでは多くの地域で「公共の場での飲酒」が禁止されています。これは、都市の中心部や観光地など、特に人が集まるエリアにおいて厳しく取り締まられている規制です。例えば、オークランドやウェリントンの中心街では、飲酒が禁止されているエリアが指定されており、そこで飲酒をしていると警察に罰金を科せられる可能性があります。日本では花見やビーチでの飲酒が許可されていることもありますが、ニュージーランドでは公共の場での飲酒に関するルールが厳しいため、周囲の環境やエリアに気をつける必要があります。

また、ニュージーランドでは20歳未満の飲酒が法律で禁止されています。これはバーやレストランでの飲酒に限らず、酒を購入すること自体も含まれます。そのため、20歳未満の学生がアルコールを手に入れることや飲むことは違法行為となります。また、バーや飲食店では年齢確認が徹底されており、20歳以上であっても身分証明書(ID)の提示を求められることが一般的です。日本では20歳を過ぎても年齢確認を求められることが少ないかもしれませんが、ニュージーランドではIDを持ち歩くことが基本です。

IDとして認められるものは、主にパスポートやニュージーランドで発行された運転免許証です。留学生は通常、パスポートを持ち歩くか、ニュージーランド滞在中に現地のIDを取得しておくと便利です。IDの提示を求められた際にそれを持っていないと、たとえ合法の年齢であってもアルコールの提供を拒否される場合があるため、年齢確認の場面には常に備えておきましょう。

まとめ

ニュージーランド留学では、新しい環境や文化に触れる素晴らしい体験が待っていますが、その一方で、ルールやマナーに気を配ることも重要です。この記事で紹介した12のポイントを心に留め、現地での生活をスムーズに進めるための参考にしてください。ルールを守りつつ、ニュージーランドの魅力を最大限に楽しみ、思い出に残る留学生活を送りましょう。

この記事の監修:土屋雅人

1993年栃木県出身。
school surf運営代表。株式会社GOODBYE JAPAN代表。NPO留学協会賛助会員。
もっと多くの日本の方が気軽に留学できるようなサービスを作ってます。

留学おすすめアイテム

  • ◎重要
約500円

Sailyは、コストパフォーマンスに優れたeSIMサービスで、旅行者や留学生の強い味方です。料金が手頃で、アプリを通じて渡航前に簡単にセットアップできるため、面倒な手続きが不要です。

特に1GBから20GBまでの幅広いプランが用意されており、500円程度〜のプリペイド式です。短期旅行者にも長期滞在者にも対応しています。柔軟なプラン変更が可能で、データが不足しても追加購入がすぐにできるのが魅力です。(日本のSIMカードを海外で使うと、ローミング料金が高額になるリスクがあります。)

日本を出発する前に準備を整え、現地到着後はスムーズにインターネットが使えるため、初めてeSIMを使う人にも安心です。

現地のプリペイドSIMとほぼ同じ価格ですし、留学やワーホリで長期滞在する人は月額契約を考えているかもしれませんが、契約が面倒ですし、コスパも大して良くありません。何より解約し忘れて帰国して「高額な請求が来るのでは?」と怯える日々を送る可能性もあります。

eSIMのSailyならそういった不安も一切なし。簡単・コスパ最強です。

  • ◯便利
約113円

留学前に英会話の練習をするならDMM英会話。今なら初月50%です。

本当に英語力ゼロの状態で留学すると大体苦労します。最初の数週間何も話せずノイローゼみたいになる方もいますから、事前に話す練習をしておくことをおすすめします。

  • ☆必須

VPN

約780円

海外ではカフェや公共施設のWi-Fiは当然のこと、そもそもWi-Fiを使う際は、クレジットカードやパスワード漏洩対策のために絶対にVPNを使ってください。VPNはユーザーの通信を強力な暗号化技術で保護します。これにより、通信内容が第三者に盗聴されても解読が不可能となります。

カードが不正利用されてからだと、日本に国際電話をかけて利用停止してなど、手間とお金がかかります。またカードがないと買い物も現金も引き出せないので、最悪強制帰国となります。何より不正利用による多額の請求がきます。そのため最初からVPNを使ったほうがいいです。

NordVPNは、世界中1,500万人以上のユーザーが使用しており、その規模がサービスの信頼性を裏付けています。大手メディアやセキュリティ専門家からも高い評価を受けています。IT業界で働いている人はほぼ全員VPNを使ってますよ。私も3年以上使ってます。

  • ☆必須
約880円

【海外ローミングが0円】:月2GBまでの海外ローミングがタダ。

【SMS受信が0円はすごい!】:サービスの認証に必要なSMSを海外でも無料で受信できる。電話で銀行、各種アカウントの2段階認証している人は必須。他のキャリアの場合、請求されます。

【1GB=500円で海外利用】:2GB以上使いたい場合も、1GB=500円の破格でチャージできます。チャージ式なので海外で使ってもとんでもない額の請求は来ないので安心。

正直楽天モバイル以外でこれだけ海外利用に強いサービスはありません。留学を予定している人は絶対に契約した方がいいです。語学留学の場合基本、学校にも寮やホームステイ先にもWi-Fiがあるので2GBや5GBで十分です。5GBでも「基本料金880円+1500円=2380円/月」。この機会にぜひネットで簡単に乗り換えましょう。

  • ☆必須
約0円

楽天カード年会費0円で、以下の海外保険がつきます。

【傷害・疾病治療費用】:200万円まで補償。無料カードの中ではトップクラス。大半の治療ケースでこの金額で対応が可能。

【賠償責任】:2,000万円の補償。旅行中の第三者への損害にも対応。

【携行品損害(盗難や破損)】:年間20万円まで補償。

【キャッシュレス診療】:現地での治療費を一時的にあなたが立て替える必要なし。

利用付帯なので、旅行代金や航空券の一部を楽天カードで支払えば上記の充実保証が得られます。他の無料のカードでここまでの保証はないので、1枚は楽天カードを持っておくことをお勧めします。

Popular School

(フィルター:”校舎おしゃれ”)

授業料:£928〜/週

  • 1クラス: 5人 / 生徒数: 40人 / ホームステイ: 週£447〜 / 日本人比率: %

© All rights reserved.  school surf