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オーストラリア留学でしかできないこと12選

  • 投稿日:4か月前
  • 更新日:2024-10-12 01:37:10

オーストラリア留学は、単に英語を学ぶだけでなく、他の国では得られないユニークな経験を提供してくれます。広大な自然環境、多文化が共存する社会、そして豊かな資源に恵まれたこの国での生活は、留学生にとって大きな学びの場となるでしょう。

本記事では、「オーストラリア留学でしかできないこと12選」を通じて、留学中に体験できる特別な魅力や学びを紹介していきます。これを読むことで、オーストラリアでの留学生活がどれほど価値あるものか、きっと実感できるはずです。

オーストラリア留学でしかできないこと12選

アウトドアを全力で楽しむ

オーストラリア留学でしかできないことの一つとして、アウトドアを全力で楽しむ体験が挙げられます。豊かな自然に囲まれたこの国では、壮大な風景と多様な自然環境が留学生の心を開き、新たな人間関係を築くきっかけにもなります。さらに、オーストラリアならではの四季を通して一年中アクティブに過ごすことができるのも、大きな魅力です。

スポーツと大自然:サーフィンやハイキング

まず、オーストラリアと言えばやはりサーフィンです。ゴールドコーストやバイロンベイなど、世界的に有名なビーチが数多くあり、初心者から上級者まで楽しめる波があります。多くの留学生が週末には海に繰り出し、地元の人々や他の留学生とサーフィンを通して仲良くなっていくのもよくある光景です。このようなスポーツを楽しむことで、単に体を動かすだけでなく、現地の文化に深く根差した生活に自然と溶け込んでいけます。

また、オーストラリアの国立公園でのハイキングも忘れてはなりません。ブルーマウンテンズやグレートオーシャンロードの絶景は、訪れる人々を圧倒します。広大な自然の中で過ごす時間は、留学生活のストレスを癒し、心をリフレッシュさせる効果があります。他の留学先では、これほど雄大な自然を日常的に体験できる場所は少なく、オーストラリアならではの特権と言えるでしょう。

新たな仲間と過ごすキャンプやアウトバック体験

オーストラリア留学中に友人たちとキャンプをする機会も多いです。特に、キャンプ初心者でも楽しめる施設が整っており、手軽に大自然の中での宿泊を体験できます。夜空を見上げると、満天の星が広がり、その美しさに心を奪われるでしょう。アウトバックと呼ばれる広大な内陸部への探検旅行は、まさにオーストラリアならではの冒険。赤茶けた大地、静寂な砂漠、そこに生息する野生動物たちとの出会いは、忘れられない体験です。

他の留学先では、これほど多様なアウトドア体験を提供している国は限られており、オーストラリアの自然環境は留学生活において非常に重要な役割を果たします。留学中に得たアウトドアでの経験は、単なる遊びやリフレッシュに留まらず、異文化交流や人間関係の構築にもつながります。

1年中楽しめるアウトドア活動

さらに、オーストラリアの気候は一年を通してアウトドアアクティビティを楽しめる点も大きな魅力です。温暖な気候が続くため、冬でも比較的暖かく、ハイキングやサーフィン、キャンプなどのアクティビティを制限なく楽しむことができます。特に他の国では寒さや雨季の影響でアウトドア活動が制限されることが多いのに対し、オーストラリアでは季節を問わず自然と触れ合える環境が整っています。

アウトドア活動は、体を動かすだけでなく、心も豊かにしてくれます。オーストラリアの自然の中で過ごす時間は、日常生活から離れ、リフレッシュする絶好の機会です。さらに、アウトドア活動を通じて他の留学生や現地の人々と絆を深めることで、留学生活がより充実したものになるでしょう。自然に囲まれたオーストラリアでの生活は、心と体の健康を保ちながら、人間関係を広げる貴重なチャンスです。

陽気な生き方ができる

オーストラリア留学でしかできないことの一つは、陽気で開放的な生き方を学べるという点です。オーストラリア人の生活スタイルは、世界的に見てもフレンドリーでリラックスしていることで知られています。留学生にとって、オーストラリアでの日常生活は、ただの勉強や異文化体験を超え、この国独特の「陽気な生き方」を吸収する絶好のチャンスです。

オーストラリア人は、フレンドリーでオープンな性格を持つ人が多く、見知らぬ人にも気軽に話しかける文化が根付いています。街中やカフェで知らない人と会話を交わすことは、特別なことではなく、むしろ自然な行為として受け入れられています。留学生にとって、こうしたオープンなコミュニケーションスタイルに触れることは、新しい友人を作るきっかけになるだけでなく、自分自身の社交性や柔軟性を高める機会でもあります。

オーストラリアでは、仕事とプライベートのバランスがとれており、生活においてストレスを感じる場面が比較的少ないとされています。多くの人が仕事後や週末をしっかりとリフレッシュの時間に充て、ビーチや公園で過ごすことを楽しんでいます。このようなリラックスしたライフスタイルは、留学生にとっても影響を与え、自分の時間の使い方や余暇の過ごし方について新しい視点を持つことができます。勉強や仕事に追われるだけでなく、自分の時間を大切にすることが、オーストラリアで学べる貴重な教訓です。

留学生にとって、オーストラリア人の「陽気さ」に触れることは、ただの異文化体験ではなく、人生の質を高めるための考え方を学ぶ大きなチャンスです。彼らは物事を深刻に考えすぎず、楽しみながら生活する姿勢を大切にしています。たとえば、オーストラリア人にとって、仕事の後のバーベキューや友人とのビーチでのひとときは、重要な社交の場です。こうしたカジュアルな集まりの中で、留学生は自然とリラックスし、緊張を解くことができるでしょう。

オーストラリアの陽気な生活と比べると、イギリスやカナダの留学生活は、やや異なる雰囲気を持っています。イギリスでは、伝統的でフォーマルな文化が根付いており、礼儀正しさや距離感を大切にする傾向があります。カナダもフレンドリーで親しみやすい国ではありますが、オーストラリアほどのカジュアルさは見られません。どちらもそれぞれの魅力があり、特にカナダは多様な文化が混ざり合う中でのフレンドリーさが特徴です。しかし、オーストラリアのような自然体でのオープンさや、陽気な社交スタイルは、やはりこの国ならではのものと言えます。

自然を保全することの大切さ

オーストラリア留学でしかできないことの一つは、自然を保全することの大切さを深く学べる点です。オーストラリアは、豊かな自然環境と生態系を守るための努力を積み重ねてきた国であり、その姿勢は現地に住む人々の生活や考え方に強く根付いています。留学生としてこの国に滞在することで、ただ自然の美しさを楽しむだけでなく、それを未来に引き継ぐための重要な役割を理解することができます。

オーストラリアは世界的に有名な自然遺産を多く有しており、その代表的なものがグレートバリアリーフやウルル(エアーズロック)などです。これらの場所は、観光客にとっても人気のスポットである一方で、繊細な生態系を保護するための取り組みが欠かせません。オーストラリア政府や現地のコミュニティは、これらの自然環境を守るために厳しい規制を設け、観光業の発展と自然保護のバランスを取っています。

オーストラリア人が自然を保全することを大切にしている背景には、先住民アボリジニ文化の影響も大きくあります。彼らは古くから自然との共生を重んじ、その土地を大切に守ってきました。アボリジニの文化は、現代のオーストラリア社会にも影響を与え、自然と調和した生活を続けることの重要性を教えています。このような背景を知ることで、留学生は自然をただ楽しむだけでなく、自然と共に生きることの意義を学ぶことができます。

また、オーストラリアでは、エコツーリズムが盛んに行われており、自然保護に貢献する観光が推進されています。エコツーリズムは、観光客が自然を楽しみながらも、環境に悪影響を与えないような形で運営される観光の一形態です。例えば、グレートバリアリーフへのツアーでは、サンゴ礁の保護に配慮した活動が行われており、観光客はその美しい自然を堪能しつつ、自然環境に負担をかけないように努めています。こうした取り組みは、オーストラリアが観光業で成功している要因の一つであり、自然保護が経済活動と結びついている良い例です。

オーストラリアでは、日常生活の中でも自然保護の意識が高く、リサイクルや水資源の節約、野生動物の保護など、環境に配慮した行動が当たり前となっています。留学生もこのような環境で生活することで、自然を大切にする考え方を自然と身につけることができるでしょう。また、地域社会や学校では、自然保護に関するイベントやボランティア活動が頻繁に行われており、留学生も積極的に参加することができます。こうした活動を通じて、自然を守ることが自分たちの生活や未来にどれだけ大切なことかを実感することができるはずです。

さらに、オーストラリアの自然保護への取り組みは、他の国々と比較しても特に進んでいると言えます。例えば、イギリスやカナダも自然環境が豊かな国ですが、オーストラリアのような広大で独特な生態系を持つ国は少なく、それに伴う保護活動も非常に特化しています。イギリスでは都市化が進み、自然との距離がやや遠く感じられる一方、カナダでも環境保護は重要視されていますが、オーストラリアのような乾燥した大地や珊瑚礁の保護といった特異な環境での活動は限られています。このような点で、オーストラリアならではの自然保護の重要性を学ぶことは、非常に貴重な体験となります。

美しい動物と触れ合える

オーストラリア留学でしかできないことの一つに、他ではなかなか見られない美しい動物と触れ合える経験が挙げられます。オーストラリアは、世界でもユニークな動物たちの宝庫として知られており、留学生にとってその自然環境と動物たちとのふれあいは、忘れられない体験となるでしょう。

まず、オーストラリアといえば、誰もが思い浮かべるのがカンガルーです。この国の象徴的な存在であり、野生のカンガルーが広大な大地を跳び回る姿は、他のどこでも見られない光景です。カンガルーと近くで触れ合える場所として有名なのが動物保護区や動物園で、特にモルフェットビルなどでは、手から直接餌をあげることができる場所もあります。また、コアラとのふれあいもオーストラリアならではです。クイーンズランド州などの動物園では、コアラを抱っこする体験が可能で、その愛らしい姿に癒されること間違いありません。

オーストラリアの動物は、カンガルーやコアラだけではありません。ユニークな鳥類としてはカラフルなルリコンゴウインコや、笑い声のような鳴き声が特徴のワライカワセミ(キッククーバー)も有名です。特にワライカワセミは、オーストラリアの森や公園でよく見かける鳥で、その独特の鳴き声は一度聞いたら忘れられません。また、グレートバリアリーフでは、カラフルな魚やウミガメと一緒に泳ぐことができ、海の生物との触れ合いも魅力の一つです。

さらに、オーストラリアでは、動物たちの保護活動にも非常に力が入れられています。国全体で自然保護と動物保護が深く根付いており、多くの保護区や国立公園が整備されています。たとえば、タスマニアデビルなどの希少種は、絶滅の危機に瀕しているため、国を挙げて保護活動が行われています。これにより、留学生はただ動物と触れ合うだけでなく、保護活動への理解を深めることができ、自然環境との共存の大切さを学ぶ機会が得られます。

オーストラリア人は動物を非常に大切にする文化を持っており、自然環境の一部として彼らを尊重しています。多くの家庭ではペットが大事にされており、動物福祉に対する意識も高いです。野生動物に対しても、むやみに触れたり餌をあげたりすることを避け、彼らの自然な生態を守る姿勢が広く見られます。これに対して、日本では動物保護の意識は少しずつ高まっているものの、まだ発展途上の部分が多いかもしれません。日本ではペット産業が盛んな一方で、野生動物に対するアプローチはオーストラリアとは異なる側面があります。オーストラリア留学を通じて、こうした違いに気づくことは、留学生にとって貴重な学びとなるでしょう。

また、オーストラリアでの生活を通じて、動物と自然環境に対する考え方が大きく変わることも多いです。日本では都会生活が中心で、動物との接触は限られていますが、オーストラリアでは都市部に住んでいても多くの野生動物に出会う機会があります。シドニーやメルボルンといった大都市でも、近くの公園や自然保護区で多様な動物に触れ合うことができるため、動物との距離がとても近いのです。

ワークライフバランスを本当の意味で知る

オーストラリア留学でしかできないことの一つに、真のワークライフバランスを体感できるという点があります。現代社会でよく耳にする「ワークライフバランス」という言葉は、知識としては多くの人が理解していますが、実際にそれを実感することができる環境は少ないかもしれません。しかし、オーストラリアでは、このバランスを自然と体感できる環境が整っています。オーストラリア人の働き方や生活の仕方は、仕事とプライベートをうまく両立させ、心身の健康を大切にする文化が根付いているのです。

オーストラリアでは、多くの人が定時に仕事を終えた後、家族や友人と過ごしたり、趣味やスポーツに打ち込んだりする時間を確保しています。働きすぎることは美徳ではなく、むしろ効率的に働いて、余暇を充実させることが重要視されています。オーストラリアの週平均の労働時間は他国に比べて短めで、特にヨーロッパやアメリカと比べると、働く時間が少ないにもかかわらず、生活の質や幸福度が高いという調査結果も多く報告されています。

オーストラリアでは、政府や企業も積極的にワークライフバランスをサポートしています。たとえば、育児休暇や病気休暇などの福利厚生が充実しており、働きながらも家族や自分の時間を大切にできる環境が整えられています。また、オーストラリア人は基本的に年に数週間のまとまった休暇を取り、その時間を使って旅行やリフレッシュを楽しむことが一般的です。このように、国としても働きすぎを防ぎ、社員の健康や生産性を保つための制度が充実しているのです。

このような環境を実際に体感することで、単なる「知識」としてのワークライフバランスではなく、リアルな生活の一部としてその大切さを理解できるようになります。いくら本や記事で「ワークライフバランスは大切」と教わっても、それを実際の生活で経験することで初めて、本当の意味が見えてくるのです。これは、例えばスポーツのルールを読んで覚えるのと、実際にそのスポーツをプレイすることの違いに似ています。ルールを知っているだけでは、プレイの楽しさや難しさは理解できません。体験を通じてこそ、実際にどう動き、どう感じるかがわかるのです。

日本と比べると、オーストラリアのワークライフバランスはかなり進んでいます。日本では、長時間労働が根強く残っており、仕事中心の生活が当たり前となっているケースが少なくありません。特に大都市では、通勤時間の長さや過密な仕事のスケジュールが原因で、プライベートな時間が奪われてしまうことがよくあります。仕事が終わった後も、疲れ果てて家に帰るだけで、家族との時間や自分の趣味に使える余裕がないと感じている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、日本でもワークライフバランスを向上させるための取り組みは進んでいますが、文化や企業風土の影響もあり、なかなか根本的な変化を遂げるのは難しい部分があります。一方で、オーストラリアではその文化自体が働きすぎを避ける傾向にあり、余暇を大切にするライフスタイルが自然と形成されています。留学を通じて、このような環境に身を置くことで、仕事だけに追われるのではなく、人生そのものを充実させるための時間の使い方や働き方を学ぶことができるのです。

都市と自然との共存を体感

オーストラリア留学でしかできないことの一つに、都市と自然との共存を身をもって体感できることがあります。オーストラリアは、広大な自然と近代的な都市が見事に調和しており、留学生にとってこのユニークな共存を日常的に味わうことができるのです。多くの国では、都市部に住んでいると自然に触れる機会が少なくなりがちですが、オーストラリアでは都会にいながらも、すぐそばに壮大な自然が広がっているという環境が整っています。

シドニーやメルボルンなどの大都市では、ビジネスやエンターテイメントが盛んな都市生活を送りながら、少し郊外に出れば美しい自然が広がります。シドニーであれば、車でわずか30分ほどの場所に広がるビーチでサーフィンや散歩が楽しめますし、世界遺産にも登録されているブルーマウンテンズへもアクセスが簡単です。また、メルボルンでは都会のアートやカフェ文化にどっぷり浸かりながらも、わずか数時間のドライブでグレートオーシャンロードやフィリップ島といった壮大な自然を体験することができます。これらの都市では、仕事や勉強の合間に自然を感じ、リフレッシュすることが生活の一部となっています。

他の都市もそれぞれに魅力的な共存を見せています。ブリスベンでは、トロピカルな雰囲気を楽しみながらも、ゴールドコーストやサンシャインコーストのビーチリゾートがすぐ近くにあり、観光客や留学生にとってアクティビティ満載の場所です。また、アデレードは静かで穏やかな都市の魅力と、周囲に広がるワイン畑や自然保護区が特徴で、週末に都会の喧騒を離れて自然の中で過ごすには最適な場所です。パースでは、インド洋に沈む美しい夕日を眺めながら、自然と都市の絶妙なバランスを感じられるでしょう。

オーストラリアの魅力の一つは、このように都市と自然が絶妙に調和し、常に新鮮な体験ができる点です。多くの国では、都市生活を送るとどうしても「飽き」が生じることがあります。都市部に集中した生活を続けると、自然との距離が広がり、単調な日常に飽きてしまうこともあるでしょう。しかし、オーストラリアでは自然が常に身近にあり、季節ごとに異なる表情を見せることで、留学生も飽きることなく豊かな時間を過ごせるのです。6ヶ月や1年といった留学期間でさえも、飽きることなく都市と自然の融合を楽しめるのは、オーストラリアならではの特権と言えるでしょう。

観光客にもオーストラリアが人気である理由は、この都市と自然の共存にあります。観光客は大都市でのショッピングやレストランを楽しみながら、簡単に日帰りや数泊の旅行で自然を満喫できる点が非常に魅力的です。特に、シドニーのオペラハウスやハーバーブリッジといった都会の象徴的な場所から、すぐにボンダイビーチやマンリービーチといった自然豊かな場所に移動できるのは他の国ではなかなか見られない体験です。また、エアーズロック(ウルル)やグレートバリアリーフといった大自然も観光のハイライトとなっており、訪れる人々はその多様な景色に驚かされます。

多文化社会と治安の両立が見れる

オーストラリア留学でしかできないことの一つに、多文化社会と治安の両立を実際に体感できることがあります。オーストラリアは多様な文化が共存する国として知られていますが、その一方で、治安が安定していることも大きな特徴です。留学生として、この国で生活する中で、さまざまな文化が融合しながらも、安心して日常を過ごせるという点は、オーストラリア留学ならではの魅力と言えるでしょう。

まず、オーストラリアは地理的にも他国から離れた位置にあるため、移民問題や国境の管理において他国とは異なるアプローチが取られています。多くの移民がオーストラリアに来ることを希望していますが、そのプロセスは厳しく管理されており、不法移民や移民関連の問題が他国に比べて少ないのです。そのため、アメリカやイギリスのように一部地域で治安が悪化する原因となっている移民問題が、オーストラリアでは深刻化していません。このような地政学的な背景により、オーストラリアでは多文化社会の中でも比較的安全な生活環境が保たれているのです。

オーストラリアは多様な文化背景を持つ人々が共に暮らしており、都市部では特にこの多文化性が色濃く反映されています。シドニーやメルボルンのような大都市では、世界中から集まった人々が一緒に暮らし、それぞれの文化が尊重されています。レストランやカフェも多国籍な料理が楽しめるため、食文化を通じて異文化に触れる機会が多いのも特徴です。この多文化共存は、異なる背景を持つ人々が平和に生活し、互いに学び合うことで、留学生にとっても多様な視点を持つきっかけとなります。

しかし、多文化社会が安定しているだけではなく、治安が保たれているという点が、オーストラリアの特別なところです。都市部では、最低限の注意を払う必要はありますが、他国に比べて重大な犯罪に巻き込まれるリスクは低く、比較的安全に生活を送ることができます。夜遅くまで外出しても、過度な不安を感じることなく行動できるのは、治安が安定しているオーストラリアの特徴です。警察やセキュリティシステムもしっかりと機能しており、犯罪が発生した際の対応も迅速で適切です。特に軽犯罪に対しても取り締まりが行われており、公共の安全が重視されています。

これに対して、アメリカやイギリスでは一部地域で治安が悪化していることが問題視されています。特にアメリカでは、銃犯罪やギャングによる暴力事件が増加しており、留学生にとっても安心して生活できるエリアは限られています。また、軽犯罪に対する取り締まりが緩やかであることも、住民の不安を増大させています。一方、オーストラリアでは、軽犯罪であっても厳しく取り締まられており、犯罪を未然に防ぐ取り組みが進んでいるため、治安維持がしっかりと行われているのです。

気持ちい気候の中での生活

オーストラリア留学でしかできないことの一つに、気持ちのいい気候の中での生活があります。オーストラリアは、その広大な国土によってさまざまな気候帯を持つ国で、場所によって異なる気候が楽しめることが魅力です。北部では熱帯気候、南部では温帯気候が見られ、都市ごとに気候の特徴が異なるため、自分に合った環境を選ぶことができるのもオーストラリアならではの特権です。

オーストラリアの気候は、四季がありながらも、全体的に温暖で過ごしやすいのが特徴です。特に東海岸のシドニーやゴールドコーストといったエリアでは、年間を通して温暖な気候が続き、寒さに悩まされることがほとんどありません。冬でも気温は穏やかで、凍えるような寒さを感じることはなく、むしろ外出しやすい日々が続きます。夏は確かに暑くなりますが、カラッとした乾燥した空気のおかげで、日本のような蒸し暑さを感じることは少なく、快適に過ごせます。

オーストラリアの気候が特に魅力的なのは、花粉症に悩まされることが少ない点です。日本では春先になると花粉症で悩む人が多いですが、オーストラリアはその影響が少なく、花粉の量が少ないため、春でも快適に過ごすことができます。また、低気圧による体調不良に悩まされることも少なく、天気が安定している日が多いのも嬉しいポイントです。特に女性にとっては、気圧の変化による頭痛や体調の変化が少ない環境は魅力的でしょう。

このような快適な気候の中で生活することは、身体の健康にも大きな影響を与えます。心地よいと感じる環境であれば、自然とリラックスでき、心も穏やかになります。身体の健康と心の健康は強く結びついており、身体がリフレッシュできる環境では、心も安定しやすくなります。オーストラリアの温暖な気候は、ストレスを軽減し、ポジティブな気持ちで日々を過ごすことをサポートしてくれます。

また、心地よい気候の中では、他人に対しても自然とオープンマインドになりやすいものです。開放的な空気に包まれ、気分が良いと、周囲の人々との交流もスムーズになり、友達作りや人間関係の構築も楽に感じるでしょう。留学中に友人を作ることや、新しい環境でのコミュニケーションはとても大切ですが、オーストラリアのリラックスした環境ではそれが自然に進んでいきます。

資源の有限性について学べる

オーストラリア留学でしかできないことの一つは、資源の有限性について深く学べる点です。オーストラリアは、天然資源が豊富な国として知られていますが、その反面、資源の有限性と持続可能な利用についても強い意識を持つ国です。留学中にオーストラリアの資源に対する取り組みや問題点を目の当たりにすることで、地球規模での資源の大切さを実感する貴重な経験が得られるでしょう。

まず、オーストラリアは鉱物資源や化石燃料において世界でもトップクラスの輸出国です。鉄鉱石、石炭、天然ガス、ボーキサイト(アルミニウムの原料)などの鉱物資源が豊富で、それらを世界中に輸出しています。特に鉄鉱石と石炭は、オーストラリアの経済において重要な役割を果たしており、中国や日本、韓国といったアジアの国々へ大量に輸出されています。これにより、オーストラリアの経済はこれらの資源に大きく依存していますが、同時にそれらが有限であることへの意識も高まり、持続可能な資源管理の必要性が強調されています。

一方で、オーストラリアが直面している大きな問題の一つが水資源です。広大な国土を持つオーストラリアは、乾燥した気候のため、水資源が非常に限られています。特に内陸部は乾燥が厳しく、年間の降水量も少ないため、農業や日常生活に必要な水の確保は大きな課題となっています。過去数十年の間にオーストラリアでは深刻な干ばつが発生し、水資源の管理が国全体の重要課題となっています。これに対し、国は水の使用を厳しく規制し、リサイクル水や海水淡水化技術の活用を進めていますが、依然として気候変動が引き起こす水不足の問題が大きく影響しています。

このような状況は、日本とは対照的です。日本は、豊富な水資源を持っており、四季折々の雨が豊かであるため、水不足に悩まされることはあまりありません。しかし、逆に日本は化石燃料や鉱物資源がほとんど採掘されず、エネルギーや鉱物資源の多くを輸入に依存しているのが現状です。特に石油や天然ガス、金属類はほぼ100%輸入に頼っているため、資源の確保やエネルギー政策は非常に重要な課題となっています。日本とオーストラリアの資源の状況は正反対であり、留学中にこのような違いを実感することで、資源の有限性や持続可能な利用についての理解が深まります。

オーストラリアでは、資源の利用に対する国民の意識も高く、特に水の節約に対する教育や啓発活動が盛んに行われています。多くの家庭では、シャワーの時間を短くすることや、庭の水やりを効率的に行うための対策が取られています。また、学校や職場でも、水資源の大切さについて学ぶ機会が提供されており、オーストラリアの生活の中で、自然と資源を大切にする意識が根付いています。

まとめ

オーストラリア留学は、他国では味わえない特別な体験が数多くあります。自然の中でのアクティビティ、多文化社会での交流、豊かな資源とそれを取り巻く課題への理解など、多面的な学びが留学生を待っています。

快適な気候や治安の良さもあり、心身ともに健やかに過ごしながら、自分の視野を広げられる絶好の機会です。オーストラリア留学で得られる経験は、英語力の向上以上に、人生における大切な価値観や知識を深める貴重な機会となるでしょう。

この記事の監修:土屋雅人

1993年栃木県出身。
school surf運営代表。株式会社GOODBYE JAPAN代表。NPO留学協会賛助会員。
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