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アイルランドでおすすめeSIM &SIMカード7選(留学と旅行対応)

  • 投稿日:4か月前
  • 更新日:2024-10-29 15:03:25

アイルランドでの滞在中、スマホの通信環境をどう整えるかは旅行者や留学生にとって重要なポイントです。地元のSIMカードを使うべきか、それとも渡航前にeSIMを用意しておくべきか悩む人も多いでしょう。この記事では、アイルランド滞在中の通信手段を快適にするためのおすすめeSIM&SIMカード7選を紹介します。

それぞれのサービスの特徴や料金、メリット・デメリットをわかりやすくまとめているので、短期旅行者にも長期留学生にも役立つ情報が満載です。これを読めば、現地でのSIM選びに迷うことはなくなるはずです。コスパ重視の人にも、安定した通信が必要な人にもぴったりの選択肢を見つけましょう。

アイルランドで使える3種類のSIMカードの比較

アイルランド滞在中、通信手段の確保はとても大切です。SIMカードを選ぶ際は、滞在期間や用途に合ったものを見極めることがポイントになります。ここでは、の3つについて詳しく説明します。

  • オンライン購入eSIM(Sailyairalo、holafly)
  • 現地プリペイドSIMカード(Vodafone、Three、Eir)
  • 日本国内SIMカード(楽天モバイル、ahamo、softbank)

1. オンライン購入のeSIM

例:SailyAiralo、Holafly

eSIMは、物理SIMカードを使用せず、スマートフォン内部に組み込まれたSIM機能を活用するデジタルSIMです。アイルランドでの滞在中に、手間をかけずに通信環境を整えたい人にとって非常に便利な選択肢です。ここでは、SailyAiralo、Holaflyなどの人気サービスを例に、eSIMの詳細を解説します。

メリット

eSIMの料金の安さ

eSIMは、コストパフォーマンスの良さも大きな魅力です。たとえば、SailyAiraloではアイルランド向けに1GBあたり€5~€10程度のプランが提供され、Holaflyでは短期旅行者向けにデータ無制限プランもあります。物理SIMと違い、中間コストが抑えられるため、価格が割安になる傾向があります。さらに、使った分だけ支払う柔軟なプランや、途中でのデータ追加も簡単で、無駄な支出を抑えられるのがポイントです。

即時使用可能で渡航直後も安心

eSIMの大きなメリットは、アイルランドに到着する前に契約と設定を済ませられる点です。たとえば、渡航前にSailyAiralo、Holaflyのアプリから必要なプランを購入し、QRコードを読み取るだけで利用を開始できます。到着してすぐに空港や街中でSIMカードを探し回る必要がなく、移動中の不安を減らします。これにより、空港からの移動や到着後の連絡がスムーズに行えます。

契約・解約がオンラインで完結する手軽さ

eSIMは、物理的なSIMカードと違って契約や解約がすべてオンラインで完結するため、手間がかかりません。現地SIMカードのように、契約解除のために店舗へ足を運ぶ必要がなく、帰国前に慌てて解約する手間を省けます。eSIMなら数タップでプランをキャンセルできるので、忘れがちな解約手続きのストレスもありません。

柔軟なプラン変更とデータ追加が可

eSIMは、途中でプランを自由に変更できる柔軟性も魅力です。たとえば、滞在中にデータ使用量が予想以上に増えた場合でも、アプリ内でプランのアップグレードやデータ追加ができます。これにより、急な予定変更や通信量の増加にも迅速に対応可能です。また、使い終わった後は、別の国や地域のeSIMプランに簡単に切り替えることもできます。

デュアルSIMで日本の番号も維持できる

iPhoneや一部のAndroid端末のデュアルSIM機能を活用することで、日本の番号を維持しつつ現地通信をeSIMで行うことが可能です。たとえば、楽天モバイルやSoftBankなどの日本の番号を維持しながら、データ通信はeSIMで行うことで、銀行や各種サービスの二段階認証を引き続き使えます。これにより、現地での通信費を抑えつつ、日本の必要なサービスを問題なく利用できます。

デメリット

eSIM対応機種が必要

ただし、eSIMの利用には対応する端末が必要です。iPhone 11以降のモデルや一部のAndroid端末が対応しているため、事前に自分のスマホが対応しているか確認する必要があります。古い端末ではeSIMが使えないため、その場合は現地SIMカードの利用を検討する必要があるでしょう。またSIMフリーである必要もあり、事前に通信会社に連絡して、解除してもらいましょう。

アイルランドの現地プリペイドSIMカード

例:Vodafone、Three、Eir

特徴VodafoneThreeEir
データ無制限プラン
プリペイドプランの充実度
月額契約プランの柔軟性
通信の安定性(地方)
解約の簡単さ××
店舗サポート
EU内ローミング
料金の手頃さ×

アイルランドに長期滞在する場合、現地の通信キャリアが提供するSIMカードは、安定した通信環境を得るための有力な選択肢です。Vodafone、Three、Eirなどの大手キャリアは、プリペイド式と月額契約式(留学生向け)の両方を提供しており、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。ここでは、それらの特徴を詳しく解説します。

メリット

高品質で安定した通信環境

現地SIMカードはアイルランド国内の通信網に最適化されているため、通信品質が高く、エリアごとの電波の安定性も期待できます。VodafoneやThreeは、都市部はもちろん、地方のエリアでも安定した4G・5G通信を提供しています。特に長期滞在で動画視聴やナビを多用する場合、通信の安定性が重要です。ホテルのWi-Fiが不安定な場合でも、現地SIMカードを使えば安心してインターネットに接続できます。

コスパの良さとお得なプランの選択肢

現地SIMはプリペイドプランが一般的で、月額€20〜30ほどでデータ使い放題のプランを提供するキャリアもあります。Threeの「All You Can Eat Data」プランや、Vodafoneの長期利用向け割引プランなど、頻繁にプロモーションが行われるのも魅力です。長期滞在者にとって、こうした割安プランはローミング利用に比べて大きなコスト削減になります。

プリペイドSIMの手軽さ

プリペイドSIMは、空港や市内の店舗で簡単に購入でき、渡航後すぐに使用を開始できます。必要に応じてチャージもオンラインや店舗で可能なため、契約に縛られることなく気軽に使えるのが特徴です。また、旅行者向けの短期プランも豊富で、観光や短期留学にも対応しています。SIMカードを差し替えるだけで使用できるので、手間がかからないのも魅力です。

デメリット

月額契約のメリットとデメリット(留学生向け)

留学生など長期滞在者向けの月額契約プランは、データ容量が大きく、国内通話も含まれることが多いため、日常生活において便利です。ただし、月額契約には解約の手続きが必要で、帰国前に店舗に行って解約手続きをする必要があります。解約を忘れて帰国してしまうと、自動更新されて不要な請求が発生する可能性があるため注意が必要です。また、契約時には英語での手続きが必要になるため、語学に不安がある場合は店舗でのやり取りに時間がかかることもあります。

英語でのサポートの壁

アイルランドのキャリアでのSIM購入や契約手続き、問題が発生した際のサポートは、基本的に英語でのやり取りが必要です。店頭スタッフは親切なことが多いですが、専門用語や契約内容の詳細を理解するのに苦労することもあります。特に月額契約の場合、解約条件などを正確に把握しないと、後からトラブルになることもあるので、事前に調べておくのがおすすめです。

空港での購入は割高になる可能性も

アイルランドの空港でもプリペイドSIMが販売されていますが、空港での価格は市内の店舗よりも割高になることが多いです。たとえば、ダブリン空港で購入するSIMは便利ですが、追加料金が上乗せされることがあります。

SIMフリーのスマホが必須

アイルランドの現地のSIMカードを使うには、SIMフリーのスマホが必要です。日本で購入したスマホの中には、キャリアによるSIMロックがかかっている場合があり、そのままでは他国のSIMを利用できません。渡航前に必ずSIMロックを解除しておくか、SIMフリーのスマホを用意しましょう。

日本国内のSIMカード

例:楽天モバイル、ahamo、SoftBank

日本で契約しているSIMカードをそのままアイルランドで使う方法もあります。楽天モバイルやahamo、SoftBankなどは、一部のプランで海外ローミングをサポートしているため、渡航後も日本の電話番号を維持しつつ通信が可能です。しかし、国内SIMを使うにはいくつかの注意点があり、そのメリットとデメリットをしっかり理解することが大切です。

メリット

設定不要でそのまま使える

日本の国内SIMカードは、渡航前に設定を変更する必要がなく、そのままアイルランドで使えるのが最大の魅力です。到着後すぐにインターネットを利用したり、家族や友人と連絡を取ったりできるため、特に急ぎの連絡が必要な場合には便利です。

日本の番号を維持できるメリット

国内SIMを使うことで、日本の電話番号を維持できるため、LINEや銀行アプリの二段階認証などがそのまま使えます。例えば、留学中でも銀行口座にアクセスしたり、日本のサービスを利用するための認証がスムーズに行えるのは大きなメリットです。

デメリット

高額なローミング料金に注意

一方で、日本のSIMカードをそのまま使う場合、海外ローミング料金が非常に高くなることがあります。多くのプランでは、1日あたりのデータ利用に制限があり、超過すると高額な追加料金が発生する可能性があります。たとえば、楽天モバイルの「海外66カ国対応」プランでも、1日2GB以上のデータ使用で速度制限がかかるため、動画視聴やナビアプリの長時間利用には向いていません。

データ制限と使い勝手の問題

国内SIMの多くは、データ量に制限があるため、頻繁にインターネットを使う人には不便です。ahamoのように海外対応プランがあるものの、上限が設けられているケースもあります。滞在期間中にこの上限を超えると通信速度が制限され、オンライン会議やストリーミング視聴に支障をきたす可能性があります。

長期滞在には向いていない

国内SIMは便利ではありますが、長期滞在者にとってはコストがかさむため、あまり現実的な選択肢とは言えません。留学生やワーキングホリデーで数カ月以上滞在する場合、現地SIMやeSIMに切り替えたほうが通信費を抑えられます。例えば、ahamoやSoftBankの海外プランを使い続けると、1カ月で数万円の請求になることもあるため注意が必要です。

アイルランドでおすすめのeSIM

Saily

Sailyは、旅行者や留学生におすすめのeSIMサービスで、特にアイルランド滞在中の通信環境をスムーズに整えたい人にぴったりの選択肢です。このサービスは、物理SIMカードのように店舗で購入したり、差し替えたりする手間がなく、すべてアプリを通じてオンラインで完結します。旅行や留学で忙しいスケジュールの中でも、事前に準備ができるため安心感があります。

Sailyの料金は、短期・長期の滞在に対応する幅広いプランがあり、使い勝手の良さが魅力です。例えば、短期旅行者には7日間や14日間のプランが、留学生には30日や90日間のプランが用意されています。料金は1GBあたり約€5からと手頃で、データ量に応じてプランをアップグレードすることも簡単です。また、データの追加購入もアプリ上で即座に行えるため、急に通信量が増えた場合でも安心です。

使い方は非常に簡単で、渡航前にSailyのアプリからプランを選んで購入し、QRコードをスマホでスキャンするだけで設定が完了します。これでアイルランドに到着した瞬間からインターネットを使えるようになるので、空港でSIMを探す手間も省けます。さらに、プランの変更や解約もすべてオンラインで完結するため、帰国前に店舗へ行く必要もありません。

Sailyの大きなメリットは、柔軟性とコストパフォーマンスの良さです。国をまたぐ旅行者にも対応しており、アイルランド滞在後に他のヨーロッパ諸国へ移動する場合でも、簡単に新しいプランに切り替えることができます。

データ容量有効期間料金 (USD)
1 GB7日間$4.49
3 GB30日間$7.99
5 GB(おすすめ)30日間$10.99
10 GB30日間$18.99
20 GB30日間$27.99

→公式サイト:Saily

Airalo

Airaloは、旅行者や留学生向けの人気eSIMサービスで、アイルランド滞在中の通信手段としてとても便利です。このサービスは、スマートフォンにQRコードを読み込むだけで簡単に設定できるため、物理SIMのように現地で探し回る手間がありません。アプリからすべての操作ができ、渡航前に通信環境を整えておくことができるので、空港に到着した瞬間からスムーズに使えます。

料金もお手頃で、短期から長期の滞在に対応する様々なプランが揃っています。たとえば、アイルランド向けの1GBプランは約€5から利用でき、必要に応じて3GBや5GBなど、用途に合わせた容量を選べます。また、プランの期間も柔軟で、数日間の旅行者向けから、30日間や90日間など長期滞在に対応するものまで用意されています。データを使い切った場合も、アプリで追加購入ができるため、急なデータ不足に困ることもありません。

使い方はとてもシンプルで、まずAiraloのアプリをダウンロードし、滞在国のプランを選んで購入します。購入後にQRコードをスキャンするだけでスマホにeSIMがインストールされ、すぐに使えるようになります。この操作がすべてスマホ上で完結するため、複雑な手続きや契約は一切不要です。これにより、店舗に足を運ぶ必要がなく、プランの変更やキャンセルも簡単に行えます。

Airaloの大きなメリットは、リーズナブルな価格と手軽さだけでなく、国際旅行者向けの柔軟な対応力です。アイルランド滞在後にヨーロッパ内の別の国に移動する場合も、同じアプリから対応するプランを選べるので、複数国をまたいだ旅行にも最適です。

データ容量有効期間料金 (USD)
1 GB7日間$5.00
2 GB15日間$7.00
3 GB30日間$9.00
5 GB30日間$13.00
10 GB30日間$22.00
20 GB30日間$32.00

Holafly

Holaflyは、特に旅行者や留学生向けに設計されたeSIMサービスで、アイルランド滞在中の通信手段として非常に便利です。このサービスの特徴は、設定の手軽さとデータ無制限プランを提供している点です。アプリやウェブサイトで事前に購入し、QRコードを読み込むだけで利用を開始できるため、現地でSIMカードを探す必要がなく、時間の節約になります。

Holaflyの料金プランは、短期から長期の滞在に対応するシンプルな構成が特徴です。例えば、短期旅行者向けには5日間や10日間の無制限データプランがあり、長期滞在者向けには30日間のプランが用意されています。価格はプランの期間に応じて異なりますが、データ量を気にせず使いたい人には非常にお得です。例えば、数日間の旅行中でもナビアプリやSNS、動画視聴を頻繁に使う場合、データ容量を心配せずに使える無制限プランは安心感があります。

使い方は非常に簡単で、まずHolaflyのサイトやアプリからアイルランド用のプランを選び、購入後に発行されるQRコードをスマートフォンでスキャンするだけで設定が完了します。この手軽さは、特に初めてeSIMを使う人や、SIMの差し替えが面倒な人にとって大きなメリットです。また、Holaflyは物理的なSIMカードを必要としないため、紛失の心配もなく、すべてオンラインで管理できるのも便利です。

アイルランドでおすすめの現地SIMカード

Vodafone

Vodafoneは、アイルランドで最も信頼されている通信キャリアの一つで、旅行者から留学生まで幅広い層に対応する多彩なプランを提供しています。アイルランド国内の都市部だけでなく、地方エリアでも安定した通信を誇るため、滞在中の通信環境をしっかり整えたい人には心強い選択肢です。プリペイド式と月額契約式の両方を用意しており、滞在期間や用途に応じて柔軟に選べるのが魅力です。

Vodafoneのプリペイドプランは、短期滞在者や観光客に特に人気です。例えば、30日間のプランで€20〜€30程度の料金で、データ使い放題や通話・SMSが含まれるものがあります。空港や市内の店舗で簡単に購入できるため、到着後すぐに通信環境を整えられるのも便利です。ただし、空港で購入する場合、割高になることがあるので、市内の店舗で購入する方がコストを抑えられることがあります。さらに、データ使用が多い人向けには、追加チャージも簡単に行えるのが魅力です。

月額契約プランは、長期滞在者や留学生におすすめです。大容量のデータプランや通話無制限のオプションもあるため、現地での生活においてストレスなく使えます。ただし、月額契約を利用する場合は、契約解除を忘れると帰国後も課金され続けてしまうリスクがあるため、解約手続きには注意が必要です。店舗での契約解除が必要なため、忙しい帰国準備の中で忘れないようにすることが大切です。

Vodafoneのメリットは、通信の安定性が高く、地方エリアでも快適な通信が可能なことです。特に、地方都市への旅行や郊外での生活が多い場合、安定したインターネット接続は重要です。また、Vodafoneはヨーロッパ全体で広く展開しているため、他のEU諸国に旅行する際も、データローミングが使いやすいのも魅力です。旅行者向けには、欧州内で使える「Roam Like at Home」プランも提供しており、アイルランド以外の国でも追加料金なしで通信が使えます。

一方で、Vodafoneのデメリットとしては、プリペイドプランが他の通信会社に比べてやや割高になることや、月額契約の解約手続きが面倒な点が挙げられます。特に、英語での契約や解約手続きが不安な人にとっては、店舗での対応が少しハードルになるかもしれません。また、月額契約の場合、契約期間の縛りがあることもあるため、短期滞在には向かないケースもあります。

Three

Threeは、アイルランド国内で人気のある通信キャリアの一つで、特にコスパの良いプランと柔軟な契約オプションで知られています。旅行者や留学生にとっても使いやすいプランが豊富で、短期滞在にも長期滞在にも対応しています。ThreeのSIMカードは、空港や市内の店舗で簡単に購入でき、データ容量を重視したプランが多いので、通信量を気にせずにインターネットを使いたい人にぴったりです。

Threeの魅力的なプランの一つが、「All You Can Eat Data」プランです。このプランでは、月額€20~€30程度でデータ使い放題が提供されており、SNSの利用や動画視聴、オンライン会議など、データを大量に消費する場面でも安心して使えます。特に、留学生にとっては、オンライン授業や動画ストリーミングを気にせず使える点が大きなメリットです。また、Threeは短期滞在者向けのプリペイドプランも豊富で、1週間や1カ月単位で購入できるため、滞在期間に合わせて選べるのも便利です。

ThreeのSIMの使い方はとてもシンプルです。プリペイド式の場合は、SIMカードを差し込んで簡単なアクティベーションを行うだけで、すぐに使い始めることができます。データチャージもオンラインで簡単に行えるため、わざわざ店舗に行く必要がありません。月額契約の場合は、店舗での契約が必要になりますが、プラン内容は明確でわかりやすく、必要なデータ量に応じて柔軟に選ぶことができます。

Threeのメリットとしては、データ無制限のプランが比較的安価で提供されている点が挙げられます。また、Threeのネットワークは都市部はもちろん、地方エリアでも安定しており、旅行中や地方での生活でも問題なく使えるのが強みです。さらに、EU内の他国でも追加料金なしで通信を利用できる「Feel At Home」プランがあるため、アイルランドから他のヨーロッパ諸国に旅行する際にも便利です。

ただし、Threeにもいくつかのデメリットがあります。通信速度が時間帯によって遅くなることがあるため、特にネットワークが混雑する夕方以降には通信が不安定になることもあります。また、プリペイド式のSIMは空港や観光地で購入すると割高になることがあるため、時間があるなら市内の店舗での購入がおすすめです。さらに、月額契約の場合は帰国前に解約手続きをする必要があり、解約を忘れると余計な料金が発生するリスクもあります。

Eir

Eirは、アイルランド最大の通信事業者の一つで、安定したネットワークと幅広いプランを提供しています。旅行者から留学生まで、それぞれのニーズに応じたプリペイドや月額プランを選べるのが特徴です。都市部だけでなく地方エリアでも安定した通信ができるため、国内どこでも快適に使えるのが強みです。EirのSIMカードは、空港や市内の店舗で購入できるので、アイルランド到着後すぐに通信環境を整えたい人にとっても便利な選択肢です。

Eirのプリペイドプランは、短期滞在者や旅行者向けに手軽で使いやすく設計されています。たとえば、€20〜€30程度のプランで、十分なデータ容量に加え、国内通話やSMSも含まれます。さらに、データ量を使い切った場合でも、オンラインで簡単にチャージができるので、店舗に行く手間がかかりません。また、プリペイドSIMは契約の縛りがないため、滞在期間が決まっていない人にもおすすめです。

月額プランは、長期滞在者や留学生に人気です。Eirは大容量のデータプランを用意しており、月額契約なら、動画視聴やオンライン授業にも十分対応できます。ただし、月額プランには解約手続きが必要で、帰国前に店舗での手続きを忘れると課金が続くリスクがあるため、注意が必要です。また、契約や解約の際には英語でのコミュニケーションが必要なため、言語に不安のある人は事前に確認しておくと安心です。

Eirのメリットは、通信品質の高さと広いエリアカバーです。都市部だけでなく、田舎や海沿いのエリアでも比較的安定した通信ができるため、旅行中や地方での滞在にも安心です。また、EirはWi-Fiサービス「Eir WiFi」を展開しており、契約者は多くの公共Wi-Fiスポットを無料で利用できるのも魅力です。特にカフェや駅などで無料Wi-Fiを使いたい場合、このサービスが非常に役立ちます。

一方、Eirのデメリットとしては、他のキャリアと比べて料金がやや割高な点が挙げられます。特に、プリペイドプランはVodafoneやThreeと比べて同じデータ量でも高めの設定になっていることがあるため、コストを重視する人には少し負担に感じるかもしれません。また、契約や解約がオンラインだけでは完結せず、店舗での対応が必要な場合もあるため、忙しい人には不便に感じることもあるでしょう。

現地キャリアを表で比較

特徴VodafoneThreeEir
データ無制限プラン
プリペイドプランの充実度
月額契約プランの柔軟性
通信の安定性(地方)
解約の簡単さ××
店舗サポート
EU内ローミング
料金の手頃さ×

アイルランドでおすすめの日本のSIMカード

楽天モバイル

楽天モバイルは、日本国内で人気のあるSIMサービスですが、海外でもそのまま使える点が魅力です。アイルランド滞在中も、楽天モバイルのローミング機能を利用して通信が可能です。特に、普段から楽天モバイルを使っている人にとっては、渡航後に新たなSIMカードを準備する手間がなく、番号をそのまま維持できるのがメリットです。ただし、海外での利用にはいくつかの注意点もあります。

楽天モバイルの最大の魅力は、66カ国で使える海外ローミングが無料で付帯していることです。たとえば、アイルランドでもローミングプランが適用され、毎月2GBまでのデータ通信が無料で使えます。もし2GBを使い切ってしまっても、1GBあたり約500円で追加購入が可能なので、急にデータが必要になった場合も安心です。ただし、2GB以上の利用は速度が制限されるため、オンライン会議や動画視聴には不向きです。

使い方も簡単で、国内と同じSIMカードをそのまま海外で利用するだけです。特に、留学や旅行中も日本の電話番号を維持しながら、二段階認証が必要な銀行アプリやLINEを利用できるのは大きなメリットです。デュアルSIM対応のスマホを使えば、楽天モバイルで日本の番号を維持しつつ、現地のeSIMやSIMカードでデータ通信を使うこともできます。これにより、通信費を抑えながら必要なサービスにアクセス可能です。

一方で、楽天モバイルのローミングは月間2GBまでの制限があるため、長時間の動画視聴やナビアプリの頻繁な使用には不向きです。留学やワーキングホリデーで長期間滞在する場合、ローミングだけに頼ると不便を感じるかもしれません。そのため、アイルランド滞在が1カ月以上になる人は、現地のSIMカードやeSIMを併用するのがおすすめです。

ahamo

ahamoは、NTTドコモが提供する手頃な料金のSIMサービスで、海外ローミングにも対応しているため、アイルランド滞在中でもそのまま利用できるのが特徴です。シンプルでわかりやすい料金体系と、渡航中でも手間なく使える使い勝手の良さから、多くの旅行者や留学生にとって魅力的な選択肢となっています。国内で契約したSIMをそのまま使えるため、新たなSIMカードを準備する必要がないのも大きなメリットです。

ahamoの料金プランは月額2970円で、20GBのデータ通信が含まれています。このプランには、海外82の国や地域でのデータローミングも含まれており、追加料金なしでアイルランドでもそのまま利用できます。もし20GBを使い切った場合も、1GBあたり1100円で追加購入できるため、必要なときにすぐ対応できます。ただし、月間のデータ量が20GBに制限されているため、動画視聴やオンライン会議を頻繁に行う場合は、少し物足りなく感じるかもしれません。

ahamoの使い方はとてもシンプルです。日本で契約したSIMをそのままアイルランドで使うだけなので、渡航前に新しいSIMカードを準備する必要がなく、到着後すぐに通信が可能です。さらに、日本の電話番号をそのまま維持できるため、銀行の二段階認証やLINEなどのアプリも通常通り利用できます。デュアルSIM対応のスマホを使えば、ahamoで番号を維持しながら、現地のeSIMやSIMカードを併用してデータ通信を利用することも可能です。

日本国内大手キャリア

SoftBank、docomo、auなどの大手国内キャリアは、普段使い慣れている電話番号をそのままアイルランドでも利用できるのが最大の特徴です。日本国内で契約しているSIMカードをそのまま海外でも使えるため、特に初めての海外旅行や留学で不安な人にとっては安心感があります。ただし、ローミング料金やデータ使用制限に注意が必要です。事前にプラン内容をしっかり確認しておけば、無駄な出費を抑えられます。

大手キャリアの多くは、海外ローミングプランを提供しており、一定のデータ量までは定額で使える仕組みになっています。たとえば、docomoでは1日あたり980円でデータ使い放題、SoftBankも「海外パケットし放題」を使えば同じく1日あたり980円で利用可能です。auの場合も「世界データ定額」というサービスがあり、24時間単位で使えるため、短期の旅行には便利です。しかし、長期間の滞在になると、この1日ごとの課金が積み重なり、通信費が高額になる可能性があるため、長期滞在には注意が必要です。

一方、デメリットとしては、ローミング料金が割高になることが挙げられます。特に、旅行中にSNSや動画視聴を頻繁に行うと、あっという間に高額な請求が発生する可能性があります。また、プランの適用範囲外の国で使うと、さらに追加料金がかかることもあるため、事前にアイルランドが対応国に含まれているか確認する必要があります。さらに、キャリアによっては長期間の海外利用を制限する場合もあり、長期の留学やワーキングホリデーには不向きな場合があります。

結論:「SIMフリーのiPhoneを買って、eSIMを使う」が最強

アイルランドで通信環境を整えたいなら、「SIMフリーのiPhone」と「eSIM」の組み合わせが最強です。国内キャリアのSIMをそのまま使うと、高額なローミング費用が発生するリスクがあり、多くの人が予想外の請求に悩まされます。また、現地SIMには料金の複雑さや英語での契約手続きといったデメリットが伴うことも。そこでeSIMを使えば、料金の透明性やプランの柔軟さを最大限に活用できるため、旅行者や留学生には特におすすめの選択肢になります。

国内キャリアSIMの落とし穴

日本のキャリアSIMをそのまま海外で使うと、ローミング料金が非常に高額になる場合があります。たとえば、数日間の旅行中にSNSやGoogle Mapsを使っただけで、帰国後に数万円単位の請求が届くことも珍しくありません。楽天モバイルやahamoなど、比較的安いプランを提供するキャリアもありますが、使えるデータ量に制限があるため、動画視聴や長時間のナビ使用には向いていません。長期的に使うには、コスト面での負担が大きくなりがちです。

eSIMの柔軟性が圧倒的

eSIMは、これらの問題をすべて解決する柔軟な通信手段です。たとえば、「Saily」「Airalo」「Holafly」といったサービスでは、渡航前にアプリから簡単に契約を済ませ、QRコードをスマホで読み取るだけで設定が完了します。プラン内容はシンプルで、契約期間中に追加データを購入したり、必要に応じてプランを変更・キャンセルすることも可能です。こうしたオンライン操作で完結するため、帰国前に店舗を探して解約する手間が省けるのも大きなメリットです。

SIMフリーのiPhoneが必須な理由

eSIMを使うためには、SIMフリーのスマホが必要になります。特にiPhoneは、世界中のキャリアに対応しているため、旅行や留学を頻繁にする人には最適です。日本のキャリアで購入した端末にはSIMロックがかかっていることがあり、渡航先でeSIMや現地SIMが使えない場合があるため、渡航前にSIMロック解除を必ず行いましょう。SIMフリーのスマホを持っていれば、滞在先に応じてeSIMや現地SIMを自由に切り替えられるため、費用を抑えながら快適な通信環境を維持できます。

eSIMはコスパも優秀

eSIMのプランは価格が明確で安価です。たとえば、SailyAiraloのアイルランド向けプランでは、1GBあたり約€5~€10とお手頃な価格で提供されています。現地SIMのように隠れた手数料や解約忘れの心配もなく、必要な分だけ追加購入することも可能です。また、旅行中に別の国に移動する場合でも、eSIMならオンラインで簡単にプランを切り替えられるため、多国間旅行者にも非常に便利です。

アイルランドでのSIMの選び方表

旅行者向け

シチュエーション・好み・要望選ぶべきSIMの種類
到着前から通信を使えるようにしたいeSIM
空港や街中でSIMを探す時間を節約したいeSIM
短期旅行で手軽に通信環境を整えたいeSIM
SNSのチェックやメッセージアプリの利用がメインeSIM / 現地SIM
旅行中に地図アプリを多用する予定があるeSIM / 現地SIM
英語での契約や店舗での対応が問題ない現地SIM
短期の旅行でもコスパを重視したい現地SIM
短期滞在でちょっとでも面倒は避けたい国内SIM

留学生向け

状況選ぶべきSIMの種類
数カ月~1年以上の長期滞在でコスパを重視したい現地SIM
到着してからすぐにスマホを使いたいeSIM
現地で安定した通信品質が必要現地SIM
授業のオンライン参加やビデオ会議が多い現地SIM / 大容量eSIM
渡航前に通信の準備を完了させたいeSIM
長期滞在で途中解約やプラン変更の柔軟性が欲しいeSIM
帰国時に契約解除の手間を避けたいeSIM
英語での契約やサポートも問題ない現地SIM
日本語サポートの安心感が欲しい国内SIM

まとめ:アイルランドに旅行や留学するならこのSIM

アイルランド滞在中の通信環境を整えるには、SailyAiralo、HolaflyといったeSIMや、Vodafone、Three、Eirなどの現地SIMがそれぞれ異なる強みを持っています。短期旅行者には手軽に使えるeSIMが、長期滞在者には安定した通信とお得なプランを提供する現地SIMが向いています。また、日本の番号を維持したい場合には楽天モバイルや大手キャリアのローミングを検討するのも一つの手です。それぞれのサービスの特徴や自分の滞在スタイルに合わせて、最適なプランを選ぶことで、アイルランドでの生活がさらに快適になります。この記事が、あなたのSIM選びの参考になれば幸いです。

この記事の監修:土屋雅人

1993年栃木県出身。
school surf運営代表。株式会社GOODBYE JAPAN代表。NPO留学協会賛助会員。
もっと多くの日本の方が気軽に留学できるようなサービスを作ってます。

留学おすすめアイテム

  • ◎重要
約500円

Sailyは、コストパフォーマンスに優れたeSIMサービスで、旅行者や留学生の強い味方です。料金が手頃で、アプリを通じて渡航前に簡単にセットアップできるため、面倒な手続きが不要です。

特に1GBから20GBまでの幅広いプランが用意されており、500円程度〜のプリペイド式です。短期旅行者にも長期滞在者にも対応しています。柔軟なプラン変更が可能で、データが不足しても追加購入がすぐにできるのが魅力です。(日本のSIMカードを海外で使うと、ローミング料金が高額になるリスクがあります。)

日本を出発する前に準備を整え、現地到着後はスムーズにインターネットが使えるため、初めてeSIMを使う人にも安心です。

現地のプリペイドSIMとほぼ同じ価格ですし、留学やワーホリで長期滞在する人は月額契約を考えているかもしれませんが、契約が面倒ですし、コスパも大して良くありません。何より解約し忘れて帰国して「高額な請求が来るのでは?」と怯える日々を送る可能性もあります。

eSIMのSailyならそういった不安も一切なし。簡単・コスパ最強です。

  • ◯便利
約113円

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カードが不正利用されてからだと、日本に国際電話をかけて利用停止してなど、手間とお金がかかります。またカードがないと買い物も現金も引き出せないので、最悪強制帰国となります。何より不正利用による多額の請求がきます。そのため最初からVPNを使ったほうがいいです。

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  • ☆必須
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【SMS受信が0円はすごい!】:サービスの認証に必要なSMSを海外でも無料で受信できる。電話で銀行、各種アカウントの2段階認証している人は必須。他のキャリアの場合、請求されます。

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  • ☆必須
約0円

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【賠償責任】:2,000万円の補償。旅行中の第三者への損害にも対応。

【携行品損害(盗難や破損)】:年間20万円まで補償。

【キャッシュレス診療】:現地での治療費を一時的にあなたが立て替える必要なし。

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