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留学がしんどい理由12選【人間関係・英語・メンタル】

  • 投稿日:4か月前
  • 更新日:2024-10-17 10:35:08

「留学がしんどい理由12選」は、海外での生活に憧れや希望を抱いてスタートしたものの、実際に経験してみると想像以上に厳しいと感じることも多い現実について書いた記事です。留学は語学力の向上や自己成長のチャンスですが、その道のりにはさまざまな試練が待ち受けています。夢や理想が大きいほど、そのギャップに悩むことも少なくありません。また、文化の違いや言葉の壁がストレスを生み、「こんなはずじゃなかった」と思う瞬間に直面することもあります。

このブログでは、留学生活で感じる「しんどさ」の原因を12個の具体的なケースに分けて紹介し、それぞれの悩みの背景と対策について掘り下げていきます。これから留学する人や、すでに留学中で心が疲れている人が少しでも前向きになれるヒントを提供できたら幸いです。

人間関係編:留学がしんどい理由

物理的な距離によって無意識レベルで孤独を感じる

留学がしんどい理由の一つに、「物理的な距離による無意識レベルの孤独感」があります。現代のテクノロジーのおかげで、どこにいても無料で遠く離れた家族や友人と連絡を取り合うことができるようになりました。SNSやビデオ通話の普及で距離の壁を感じにくくなったように見えますが、それでも「孤独」を完全に拭い去ることは難しいのが現実です。

私たちの無意識は、テクノロジーの進化についていくほど早く適応できていません。目の前に誰もいないという状況は、どれだけビデオ通話を繰り返しても脳に「ひとりぼっちである」という感覚を残します。人は本来、相手の表情や声の抑揚だけでなく、肌で感じる空気感や些細な仕草からも安心感を得るものです。そういった「身体的なつながり」がないと、無意識のうちに孤独感や不安が生まれやすくなります。

たとえば、どんなに仲の良い友人にメッセージを送っても、すぐに返事が来ないと「自分が忘れられたのでは?」という不安を感じることがあります。これは相手がただ忙しいだけかもしれませんが、物理的な距離があるとその一瞬の沈黙が過剰に大きく感じられるのです。また、異国の地で新しい生活を始めたとき、現地の人たちとの距離を縮めるのにも時間がかかります。その間に、日本にいる家族や友人との会話だけでは埋められない空白を感じることも少なくありません。

さらに、文化や言語の違いも孤独を感じさせる要因となります。同じ会話をしていても、微妙なニュアンスが伝わらず、「わかってもらえない」という感覚が積み重なり、孤独感が増してしまうことがあります。たとえば、ジョークが通じなかったり、自分が気を使っているポイントが相手に伝わらなかったりすることは、日常的に発生するストレスの一つです。

また、時間差も大きな壁です。日本と海外の時差があると、自分が連絡を取りたいタイミングで相手が寝ていることもよくあります。このような小さなすれ違いが積もり積もって、「一緒にいる」という感覚が薄れていくのです。その結果、「誰も自分を本当に理解してくれない」という孤立感に苛まれ、留学生活がますますしんどく感じられてしまうことがあります。

孤独感を克服するためには、まず「孤独を感じるのは自然なこと」と認識することが大切です。孤独を無理に否定するのではなく、それを受け入れて自分のペースで新しい人間関係を築いていくことが求められます。また、地元のコミュニティや留学生向けのサークルに積極的に参加することも、孤独感を減らすための一歩となるでしょう。

友達を作るのが難しい人も

留学がしんどい理由の一つとして、「友達を作るのが難しい」と感じる人が多い点が挙げられます。特に、英語初心者やシャイな性格の人にとっては、新しい環境で友達を作ることが大きな壁になることがあります。海外にいると、ただでさえ言語の壁がありますが、それに加えて「下手な英語を話したら馬鹿にされるかもしれない」という不安もあり、思い切って話しかけるのをためらってしまう人も少なくありません。

留学の初期は、どうしても英語を「正しく」「綺麗に」話そうとするあまり、自分の言いたいことが制限されてしまいます。「これは失礼な表現じゃないかな」「もっと上手に話したい」と考えすぎてしまい、結果として会話がぎこちなくなりがちです。そして、せっかく会話を始めても、「ありきたりなことしか言えなかった」「全然盛り上がらなかった」と感じ、次第に自分から話しかけるのが億劫になってしまうのです。

さらに、文化や価値観の違いも、友達作りを難しくする要因です。日本では当たり前の礼儀や控えめな態度が、海外では「遠慮しすぎている」と受け取られることもあります。逆に、海外の人々の積極的な態度に圧倒されて、会話に入りづらいと感じることもあるでしょう。たとえば、現地の学生同士がジョークを飛ばし合っている中で、自分だけがそのジョークの意味を理解できないと、一歩引いてしまいがちです。

また、友達ができないまま孤立してしまうと、「自分はこの場所に馴染めないのではないか」という不安や孤独感が強まります。その状態が長引くと、ますます人間関係を築くのが難しくなり、結果として留学生活そのものがしんどいと感じる原因になってしまいます。

このような状況を乗り越えるためには、まず「完璧な英語を話す必要はない」と自分に言い聞かせることが大切です。むしろ、多少の間違いがあったとしても、自分の気持ちを素直に伝えることが友達作りの第一歩です。相手も英語がネイティブでない場合が多いため、間違いを恐れず会話を楽しむ姿勢が大事です。特に留学生同士であれば、お互いに言語面での苦労を理解しているため、多少のつたなさがあっても気にされません。

元々日本で抱えていた精神的問題が倍増

留学がしんどい理由の一つに、「元々日本で抱えていた精神的な問題が倍増する」ということがあります。留学には新しい環境でのリフレッシュや人生を再スタートさせる魅力がありますが、それがかえってプレッシャーになることも少なくありません。特に、日本での生活に疲れて「心機一転」海外に飛び出した人ほど、思いもよらない形で精神的な負担を感じやすいです。

留学を機に「新しい自分」を作りたいと思っても、実際のところ、場所を変えただけでは根本的な問題を解決することは難しいのが現実です。慣れない環境や文化の違い、言葉の壁などが精神的な負担を増大させ、元々抱えていたストレスが倍増することがあります。例えば、日本では日常的に抱えていた不安や自己評価の低さが、異国の地ではさらに強調され、「自分は何をやっても上手くいかない」と思い詰めることもあります。

また、海外生活は楽しい反面、「一人で頑張らなければならない」という孤独な状況が続くことも精神的に厳しいものです。日本にいるときには気づかなかった小さな不安が、海外での生活の中で次第に膨れ上がり、気づいたときには精神的なバランスを崩しているというケースも少なくありません。「思っていたほど充実していない自分」に落胆し、自分を責めてしまうこともあるでしょう。

例えば、日本では周囲のサポートがあってなんとかバランスを保っていた人も、海外ではその支えがないため、自分一人で解決しなければならない場面が増えます。「言いたいことがうまく伝わらない」「助けを求めても理解されない」と感じるたびに、孤立感が募り、自己否定が強まっていくのです。

さらに、「せっかく留学に来たのだから楽しむべきだ」というプレッシャーも精神的な負担を増やします。周りの留学生たちが楽しそうに見えると、「なぜ自分だけがこんなにつらいのだろう」と感じ、ますます心が追い詰められてしまうことがあります。この「他人との比較」も留学生活のしんどさを倍増させる要因の一つです。

出会いと別れの連続だから

留学がしんどい理由の一つに、「出会いと別れの連続」があります。留学生活では多くの人と出会う一方で、彼らとの別れも避けられません。特に、留学期間は人それぞれ異なるため、自分が長期で滞在している場合、短期留学で来た友達がどんどん帰国していくことになります。「やっと仲良くなったのに、もう帰っちゃうの?」といった経験が積み重なると、友達ができても心からの安心感を得られないことが多いです。

こうした連続する出会いと別れは、楽しい思い出を積み重ねる一方で、別れの寂しさを積もらせていきます。友達が次々と帰ってしまうたびに、心にぽっかりと穴が開いたような気持ちになり、「また一人ぼっちになった」という感覚に苛まれることもあります。最初は「すぐに次の友達ができる」と思っていても、同じことが繰り返されるうちに、「どうせまたすぐ別れるのだから」と心のどこかで人間関係を避けるようになってしまう人もいるでしょう。

特に短期留学の友達と仲良くなった場合、その別れのペースが速いため、留学生活の中で感じる孤独感が強まります。新しい友達を作るたびに「この関係も長くは続かない」と心の準備をするようになり、人間関係に対して距離を置いてしまうこともあります。そんな状態が続くと、たとえ周囲に友達がいたとしても、心の奥底では孤立しているような感覚に陥りがちです。

また、帰国後のつながりを保つのも難しい点です。SNSでつながり続けることはできても、お互いの生活リズムが変わることで疎遠になっていくケースは珍しくありません。さらに、新しい友達を作るたびに、常に別れの寂しさを背負わなければならないため、精神的な負担が大きくなっていきます。「楽しい思い出ほど、別れがつらい」というジレンマを抱えながら生活するのは、予想以上にしんどいものです。

愚痴れる語学力も友達もない

留学がしんどい理由として、「愚痴をこぼせる語学力も友達もない」ことが挙げられます。人はストレスを感じたとき、誰かに愚痴を話すだけで心が軽くなることが多いものです。しかし、留学中はこの「愚痴れる相手」を見つけることが予想以上に難しいと感じることが少なくありません。特に慣れない言語での生活が続く中、自分の気持ちをうまく言葉にするのが難しくなり、その結果、精神的なストレスがどんどん溜まってしまうのです。

日本にいるときは、愚痴をこぼせる友人や家族が近くにいたかもしれませんが、留学先ではそういった存在がいないことが多く、「何もかも一人で抱えなければならない」という孤独感に襲われます。英語などの外国語で軽く話す程度ならできても、ストレスや不満を「本音で語る」ことができる相手を見つけるのは、言葉の壁がある分さらに難しく感じるものです。

語学力が未熟なうちは、伝えたいことがあっても思うように言葉にできず、相手に誤解されることもあります。たとえば、気軽な愚痴を言ったつもりが、相手には深刻に受け取られてしまったり、逆に冗談で流されてしまったりすることがあります。こうしたコミュニケーションのズレが続くと、「もう話しても無駄だ」という気持ちが芽生え、人と話すこと自体が億劫になってしまうこともあります。

さらに、友達を作るのが難しいと感じる理由として、文化や価値観の違いも大きな壁となります。日本では自然に通じる感覚やニュアンスが、異国の地では通じないことが多く、相手との距離感をつかむのが難しいと感じるでしょう。特に、愚痴や本音のようなデリケートな話題は、その人との信頼関係がしっかりしていないと話しにくく、結果的に自分の心に溜め込んでしまいがちです。

こうした状況は、無意識のうちにストレスを増大させ、日々の生活を「しんどい」と感じさせる要因となります。小さな不安や不満が積もり積もっても、それを吐き出す場所がないと精神的な負担がどんどん膨れ上がってしまいます。特に、留学の初期段階では新しい環境に慣れるだけでも大変なのに、相談できる友人もいないとなると、自分だけが取り残されたような孤立感を抱くこともあります。

メンタル編:留学がしんどい理由

成長には辛さがつきものだから

留学がしんどい理由の一つは、「成長には辛さがつきものだから」です。どんな挑戦にも成長が伴いますが、その過程は決して楽なものではありません。新しい言語を学び、異文化に適応し、自分の限界を超えようとするとき、どうしても苦しさを感じる瞬間があります。しかし、その辛さこそが、成長の証であり、人生の糧となるのです。

成長には「自己との対話」が欠かせません。留学先では、家族や友人の支えから離れ、自分一人で問題に向き合わなければならない場面が増えます。これは孤独な作業に思えるかもしれませんが、その分、自分の内面と深く向き合う時間が増えます。失敗したとき、どうやって立ち直るか、どのように次に活かすかを考えるプロセスこそが、本当の成長をもたらすのです。逆に、この自己対話を避けてしまうと、成長の機会を失い、留学生活がさらにしんどく感じるかもしれません。

偉大な人物たちも、苦難を乗り越えることで成し遂げたものがたくさんあります。たとえば、イーロン・マスクは電気自動車や宇宙開発の分野で多くの成功を収めていますが、その裏には失敗と挫折が山積みでした。スペースXのロケットは何度も打ち上げに失敗し、資金繰りも限界でしたが、彼は諦めることなく挑戦を続けました。また、スティーブ・ジョブズも、一度は自分が創業したアップルを解雇されるという屈辱を味わいながらも、その後復帰し、iPhoneをはじめとする革新的な製品を世に送り出しました。

彼らのように「のんびりとした生活や馴れ合いの中で何かを成し遂げた人」はほとんどいません。大きな成果を得るためには、辛さや挫折を乗り越える必要があるのです。留学生活のしんどさも、まさにそういった成長の一部です。言語の壁や文化の違いに戸惑い、自分の無力さを痛感することがあっても、その経験こそが自分を強くし、次のステップへとつなげてくれるのです。

全部自分でやらなきゃという固定観念

留学がしんどい理由の一つは、「全部自分でやらなきゃ」という固定観念にとらわれてしまうことです。留学中には、シェアハウスやアパート探し、銀行口座の開設、ビザの更新、仕事探しなど、たくさんのことを自分でこなさなければならない場面が出てきます。新しい生活をスタートするために、一つ一つの手続きを自力で進めるのは確かに大事な経験です。しかし、すべてを完璧に自分でやろうとすると、そのプレッシャーで何も手がつかなくなり、精神的に追い詰められてしまうことも少なくありません。

初めての国では、何をどう進めればいいのかがわからず、ただでさえ大変です。たとえば、住まい探しではインターネットでの情報収集に手間取り、内見に行く時間の調整も難航することがあります。銀行口座の開設では書類が揃っていなかったり、英語での説明が理解できずに何度も手続きをやり直したりすることもあるでしょう。さらに、ビザの更新では期限を守らなければならないため、ストレスが倍増します。そのうえで仕事を探し始めると、何から手をつけたらいいのかわからなくなり、「全部自分でやるなんて無理だ……」と感じる瞬間が訪れます。

このような状況で「全部やらなければ成長できない」と思い込むのは、逆効果になってしまうことが多いです。確かに、すべての手続きを自分でこなすことは貴重な経験ですが、それに固執しすぎると必要以上に自分を追い詰めてしまいます。無理をしてすべてを抱え込むと、結果的に物事がうまくいかなくなり、留学生活全体がしんどく感じられてしまうこともあります。

こうした状況を乗り越えるためには、周りの人を頼ることが大切です。たとえば、学校のスタッフや現地の友人、あるいは留学エージェントに相談すれば、手続きや問題解決のアドバイスをもらえることが多いです。住まい探しも、シェアハウスのオーナーや仲介会社に頼ることでスムーズに進む場合がありますし、銀行口座の開設やビザの更新も、スタッフのサポートを受けると時間が短縮できます。人に助けを求めることは決して「甘え」ではなく、留学生活を円滑に進めるための重要なスキルです。

日本語を話さないようにするから

留学がしんどい理由の一つに、「日本語を話さないようにするから」という点が挙げられます。留学生の中には、英語力を一刻も早く上達させたいという思いから、「せっかく留学に来たのだから日本人とつるまない」と決意する人もいます。その気持ちは素晴らしいですが、特に留学の初期には、英語が十分に話せないために友達を作るのが難しく、結果として一人の時間が長くなってしまうことがあります。こうした状況が続くと、孤立感やストレスが募り、精神的に不安定になることも少なくありません。

確かに、日本語を封印することで英語環境にどっぷり浸かるのは、語学力の向上には効果的かもしれません。しかし、言葉が不自由な状況でずっと孤独な時間を過ごすのは、予想以上に心に負担をかけます。特に、現地の文化や生活にまだ慣れていない段階では、ちょっとしたことがストレスになります。例えば、カフェでの注文やバスの乗り方など、些細なことでさえうまくいかないと、それが自信を失う原因になります。

日本語を話さないというルールを自分に課しても、すぐに現地の友人ができるとは限りません。英語が流暢でないうちは、会話に入るタイミングをつかむのが難しく、気軽に話しかけたつもりがうまく伝わらず、気まずい思いをすることもあります。こうした経験を繰り返すうちに、「どうせ話しても通じないから」と自分から会話を避けるようになり、ますます孤立してしまうこともあります。

このように孤独を感じる中で、意地になって日本語を避け続けることは、かえって精神的な疲れを増やしてしまうことが多いです。留学は、ただ英語力を上げるだけではなく、自分自身が楽しむことも大切です。時には日本語を話し、日本人の友達とリフレッシュすることも、長期的に見れば心の健康を保つために欠かせないことです。

無理に日本語を封じ込める必要はありません。むしろ、日本語を話せる友人がいることで、困ったときに相談できる相手ができ、心の安定につながります。また、日本人の友達同士でも、留学中に得た英語の知識を共有したり、一緒に学び合ったりすることで、英語の勉強にも良い刺激を与え合えることがあります。友達の存在は、留学生活を支えてくれる大きな力です。

自分に多くのプレッシャーをかけるから

留学がしんどい理由の一つに、「自分に多くのプレッシャーをかけすぎてしまうこと」があります。留学は新しい環境で成長するための大きなチャンスですが、その分、自分に対して「頑張らなければ」という気持ちが強くなりがちです。英語を完璧に話さないとカッコ悪い、親から借りたお金を無駄にできない、友達をたくさん作らなければいけない……そうしたプレッシャーが積み重なることで、かえって心が追い詰められ、何も手がつかなくなってしまうこともあります。

特に語学の習得に対するプレッシャーは、多くの留学生が抱える悩みの一つです。「せっかく留学に来たのだから、早く英語を話せるようにならなければ」と焦る気持ちから、うまく会話ができないと自己嫌悪に陥りやすくなります。街中で店員さんとうまくコミュニケーションが取れなかったり、クラスで自分だけ理解できなかったりする経験が積み重なると、「自分はここに来るべきじゃなかったのかもしれない」と感じてしまうこともあります。

さらに、金銭的な負担が精神的なプレッシャーとなることもあります。留学は決して安くない投資ですし、親や家族からお金を借りている場合、「結果を出さなければ」というプレッシャーは一層大きくなります。「これだけお金をかけてもらっているのに、自分は何も成し遂げられていない」という思いが重荷となり、楽しいはずの留学生活がいつの間にかストレスに変わってしまうのです。

また、「新しい環境でたくさんの友達を作らなければいけない」という無意識のプレッシャーも、留学生活をしんどくする要因の一つです。SNSで他の留学生が充実した日々を過ごしている様子を見るたびに、「自分は何をしているんだろう」と感じ、焦りが募ります。友達作りに失敗するたびに、「自分には魅力がないのかもしれない」という不安が心を蝕むこともあります。

こうしたプレッシャーをすべて一人で抱え込むと、いつの間にか心が疲弊し、何もできなくなってしまうことがあります。「何もできない自分」を責める気持ちが強くなり、負のスパイラルに陥ってしまうことも珍しくありません。

長期留学だとまるで牢獄にいるような気分にも

留学がしんどい理由の一つとして、「長期留学がまるで牢獄にいるような気分になる」ことがあります。長期間、異国の地で生活するというのは、最初は新鮮で刺激的かもしれません。しかし、日常が始まってしばらく経つと、ふとした瞬間に強い孤独感が押し寄せてくることがあります。特に、途中帰国の予定もないまま留学生活が長引くと、「ずっとここから抜け出せないのでは?」という感覚に陥ることもあり、そのしんどさは計り知れません。

長期留学には「終わりが見えない」という特徴があります。短期留学ならば、「数ヶ月だけ頑張れば日本に帰れる」というゴールが見えていますが、長期留学ではそのような区切りがありません。気づけば、毎日が同じようなルーティンの繰り返しで、「自分は何をしているのだろう」と感じる瞬間も増えます。その結果、閉塞感を覚え、まるで自分が見えない檻に閉じ込められているかのような気持ちになることもあります。

留学先で友人ができれば、その孤独感を少し和らげることもできますが、友人との関係も常に順調とは限りません。語学の壁や文化の違いに疲れを感じ、一人で過ごす時間が増えると、さらに「ここにいる意味ってなんだろう?」と感じることが増えてしまうのです。こうした気持ちは、特に慣れない環境で心の拠り所がないときに強く現れます。

そのような時には、思い切って一時帰国を検討するのも良い方法です。途中で一度日本に戻ることで、心がリセットされ、再び前向きな気持ちで留学生活に戻ることができるでしょう。留学生活の途中に「一時帰国」という選択肢があるだけでも、気持ちがずいぶんと楽になります。「いざとなれば一度帰れる」と思えることで、目の前の困難を乗り越える力が湧いてくることもあります。

また、途中帰国以外にも、「息抜きの時間」を自分で意識的に作ることも重要です。現地の観光地を巡ったり、日本食を楽しんだり、好きな映画を観てリラックスするなど、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう。すべてを「頑張らなきゃ」と思い詰めず、時には自分に優しくすることが、長期留学のしんどさを軽減する鍵となります。

差別を気にしすぎ

留学がしんどい理由の一つに、「差別を気にしすぎてしまうこと」があります。英語圏の国々は、一般的に多文化を受け入れる傾向があり、留学生や外国人に対して理解があることが多いです。しかし、近年では移民問題や経済不安が影響し、外国人に対する風当たりが厳しくなる場面も見られます。アジア人全体が一括りにされることで、日本人も差別的な態度を受けることがあるため、そうした経験が精神的な負担となり、留学生活がしんどく感じられることもあるでしょう。

たとえば、街中で見知らぬ人からの心ない言葉を投げかけられたり、無視されるような態度を取られる場面に遭遇するかもしれません。こうした経験が続くと、「自分はここにいてはいけないのでは?」という不安が心の中に芽生え、必要以上に自分を卑下してしまうこともあります。しかし、ここで大切なのは、「その差別的な態度は、あなたの価値とは全く関係がない」ということです。たとえ差別的な言動に遭遇したとしても、それはあなたが何か間違ったことをしたからではありませんし、あなたが劣っているという証拠でもありません。

差別を受けることは確かにつらい経験ですが、実際にはそうしたケースはごく稀です。多くの人は親切で、留学生に対して興味を持ち、交流を楽しんでくれるものです。差別的な態度を示す一部の人のために、すべての人間関係に壁を作ってしまうのは、もったいないことです。「差別されるかもしれない」という不安から心を閉ざしてしまうと、せっかくの留学生活が台無しになってしまいます。

留学中に差別に遭ったときは、それを深刻に受け止めず、「相手の問題」と割り切ることが大切です。あなたの何かが奪われるわけでも、あなた自身の価値が損なわれるわけでもありません。また、そうした経験を乗り越えることも成長の一部だと考えると、少し気が楽になるでしょう。もちろん、理不尽な態度を受けたときには、周囲に相談したり、学校のカウンセラーに助けを求めることも重要です。一人で抱え込む必要はありません。

英語学習編:留学がしんどい理由

難しくて複雑なことをやろうとしている

留学がしんどい理由の一つに、「難しくて複雑なことをやろうとしている」ということが挙げられます。特に、英語が初心者のうちは、やるべきことが多く見え、そのすべてが複雑に感じられるものです。語学の参考書を開いても、難しい単語や複雑な文法が次々と出てきて、どこから手をつければいいのか分からなくなることもあります。こうした状況に直面すると、「自分には無理かも」と感じてしまい、留学生活そのものがしんどく思えてしまうのです。

しかし、実際に英語を習得するために必要なことは、思っているほど複雑ではありません。本質は「インプットを増やすこと」と「アウトプットの方法を学ぶこと」に集約されます。難しい参考書に頼らず、シンプルな方法に切り替えるだけで、英語学習が楽しくなり、しんどさも軽減されるかもしれません。

たとえば、「インプット」では、まず日常的な英単語やフレーズを覚えることから始めましょう。難しい文法を一度に完璧に理解する必要はありません。最初は簡単な単語や短いフレーズを積み重ね、徐々に自分の語彙を増やしていくことが大切です。海外ドラマやYouTubeの英語字幕を活用して、楽しく単語を覚えるのもおすすめです。日常の中で少しずつ英語を吸収することで、自然とインプットが増えていきます。

そして「アウトプット」の部分では、英語を使って自分の考えを表現する練習が重要です。ただ、最初から現地の人と流暢に話そうとするのはハードルが高く感じられることもあるでしょう。そんなときには、AIを使った勉強法が役に立ちます。たとえば、ChatGPTとの対話を通じて、自分の学んだ単語や文法をアウトプットすることができます。

たとえば、英語で「What did you do today?(今日は何をしたの?)」と聞いてもらい、それに対して「I went to the park.(公園に行きました)」と簡単な答えを返すだけでも立派な練習になります。会話がうまく続かなかったとしても、AIなら気兼ねなく何度でも練習ができますし、間違いを気にせず安心して話せる点が大きなメリットです。

また、ChatGPTを使った学習は「書く力」を伸ばすのにも有効です。日記を英語で書いてみて、それをAIに添削してもらうことで、文章力を高めることができます。AIはどんな些細な質問にも答えてくれるので、わからない単語や文法があればすぐに教えてもらえます。こうした柔軟な学び方を取り入れることで、学習のハードルを下げ、楽しく続けられるようになるでしょう。

復習にこだわりすぎ

留学がしんどい理由の一つに、「復習にこだわりすぎてしまうこと」があります。復習は確かに学びを深めるために有効ですが、あまりにも復習に重きを置きすぎると、それが義務感になり、勉強がどんどん負担に感じられてしまいます。特に「また同じことをやらなきゃ」と思うことで、しんどさが増し、英語学習そのものが楽しめなくなることも多いのです。

学校教育では「復習」が重視され、試験に向けて何度も同じ内容を繰り返し暗記することが求められます。しかし、これはあくまで点数を取るための「◯×ゲーム」であり、英会話力を伸ばすための方法としては効果的ではありません。義務教育を通じて多くの日本人が文法や単語を暗記しても、実際の会話が苦手なままなのは、この方法がコミュニケーションの現場で役に立たないことを証明しています。

英会話において大切なのは、「慣れ」と「楽しむこと」です。英語の上達は、単純な反復だけで身につくものではなく、日常的な使い方に慣れることで自然と成長していきます。もし復習が面倒に感じるのなら、無理に同じことを繰り返す必要はありません。新しい単語やフレーズに毎日触れ、「楽しい」と思える学びを続けることが、しんどさを軽減し、上達の近道になるでしょう。

たとえば、興味のある分野の英語コンテンツを活用するのも一つの方法です。英語のポッドキャストを聴いたり、海外ドラマを見たり、好きなアーティストの歌詞を調べるといった形で、楽しみながら自然と英語に触れることができます。このようなアプローチは、飽きにくく、長く続けやすいのが特徴です。また、完璧に理解しようとせず、「なんとなくわかった」で次に進む勇気も大切です。英会話は、多少の間違いがあっても問題ありません。

さらに、AIやアプリを活用してアウトプットの練習をするのも効果的です。ChatGPTなどのツールを使えば、会話の相手がいなくても自分の英語を実際に使う練習ができます。完璧を求めず、気軽に英語をアウトプットすることで、自然と使い方に慣れていくのです。

英語力が伸びるのは想像の3倍ゆっくり

留学がしんどい理由の一つに、「英語力が伸びるのは想像の3倍ゆっくりである」という点があります。多くの人は、留学すれば3ヶ月で英語がペラペラになり、半年も経てば現地でアルバイトを始められるといった夢を抱きがちです。しかし、実際のところ、英語はそんなにすぐに上達するものではありません。期待が大きすぎると、思ったような成果が出ないことに落胆してしまい、「自分には向いていないかも」とやる気を失ってしまうこともあります。

特に最初の3ヶ月は、生活環境の変化に適応するだけでも精一杯です。英語がうまく通じない場面も多く、「本当に成長しているのだろうか?」と不安になる瞬間が増えていきます。周りの人たちが流暢に話しているのを見て、「どうして自分だけ上達が遅いんだろう」と自分を責めてしまうこともあります。このようなギャップに苦しむのは、多くの留学生が経験することです。

ただ、英語力がなかなか伸びないからといって、そこで諦めてしまうのはもったいないです。英語学習は地道な努力の積み重ねが大切で、焦らず続けることで少しずつ成果が見えてくるものです。「すぐに話せるようにならないのは普通のこと」と割り切り、自分のペースでやるべきことに集中することが重要です。毎日コツコツとインプットとアウトプットを積み重ねることで、少しずつですが確実に前進していきます。

逆に、ここで努力を怠ると、上達までの時間がさらに3倍かかることもあります。英語力が伸びるのが遅いと感じても、そこから手を止めずに学習を続けることが重要です。小さな成功体験を積み重ねながら、毎日新しい単語やフレーズに触れ、会話の練習を続けることで、やがて自分の成長を実感できる瞬間が訪れるでしょう。

目標を高く持つことは良いことですが、あまりに大きな期待を抱きすぎないことも大切です。英語力が上達するには時間がかかるという現実を受け入れ、「今できることに集中する」という姿勢が、留学生活をしんどくさせないコツです。また、英語力の向上は、ある日突然飛躍するのではなく、徐々に少しずつ積み重なっていくものです。その過程で諦めずに続けた人だけが、本当の成長を手に入れることができます。

大きな夢をモチベーションにしている

留学がしんどい理由の一つに、「大きな夢をモチベーションにしていること」があります。「英語がペラペラになってグローバル企業で働きたい」「留学を通じて自分の人生を変えたい」といった大きな夢は、最初は魅力的に思えます。しかし、実際にその夢をモチベーションにして留学生活を続けようとすると、その道のりの遠さに圧倒されてしまい、逆にやる気を失ってしまうことがよくあります。

人間は、あまりにも遠くて現実味のない目標に対しては、努力を続けることが難しいと言われています。たとえば、「将来、国連で働きたい」といった壮大な目標を立てても、その目標が現実になるまでの道のりが長すぎて、今日何をすればいいのかがわからなくなってしまうことがあります。そうなると、目の前のSNSやYouTubeなどの誘惑に負けて、「まあ今日は休んでもいいか」と思ってしまい、やるべきことが後回しになってしまうのです。

大きな夢を持つことは素晴らしいですが、それをモチベーションの中心に据えるのは、長期的な留学生活には向いていないかもしれません。それよりも、もっと身近で現実的な目標を設定する方が、毎日の生活に張り合いが出てきます。たとえば、「明日は英語で1回でも誰かと会話をする」「今日は新しい単語を5つ覚える」といった小さな目標を設定することで、達成感を積み重ねていくことができます。

このように、「今できること」に集中することが、留学生活をしんどく感じさせない秘訣です。目の前の小さな目標を達成することで、「自分は進んでいる」という感覚を得ることができ、それが次のモチベーションにつながります。遠すぎる夢を見続けていると、「自分はまだまだだ」と感じてしまいますが、毎日少しずつ成長することで、自信も積み上がっていきます。

やることが決まっていない

留学がしんどい理由の一つに、「やることが決まっていないこと」が挙げられます。英語を学ぶ目的で留学しても、何から始めたら良いのか迷ってしまうことは多いです。英語学習を複雑に考えすぎると、あれもこれも手をつけようとして逆に身動きが取れなくなり、モチベーションが続かなくなってしまいます。そんなときは、シンプルに「これだけやればいい」というルーティンを決めることが大切です。

英語学習のメソッドにあまりこだわる必要はありません。むしろ、やることをシンプルにした方が長く続けられ、実践的な力も身につきます。たとえば、「毎日新しい単語を1ページ覚える」や「ChatGPTと30分楽しく会話する」など、無理なく日常生活に取り入れられるタスクを設定しましょう。英語は単純な暗記ではなく、実際に使うことで上達するため、気軽に取り組めることが大切です。

留学中に役立つのが、AIを使った英語学習法です。ChatGPTを活用すれば、相手がいない状況でも会話の練習ができます。たとえば、「How was your day?(今日はどんな一日だった?)」とAIに聞いてもらい、それに英語で答えるだけでも立派なアウトプットです。もし間違えたとしても、AIは気にせず何度でも練習に付き合ってくれます。英語で自分の思いを伝える感覚に慣れるには、こうした気軽な会話が効果的です。

また、日記を英語で書き、それをChatGPTに添削してもらう方法もおすすめです。自分の言葉で文章を書くことで、表現力が磨かれるだけでなく、間違いがある箇所をその場で修正できるため、成長を実感しやすくなります。何を勉強すればいいかわからないときでも、「今日はこれだけやろう」という小さな目標を決めて取り組むことで、モチベーションを保ちながら英語力を伸ばせます。

まとめ

留学は、決して楽な道のりではありません。言語や文化の壁、孤独感、期待とのギャップなど、多くの挑戦が待ち受けています。しかし、その一つひとつの困難をどう乗り越えるかが、留学生活を充実させる鍵となります。すべてを完璧にこなそうとせず、小さな成功を積み重ね、自分に合ったペースで進んでいくことが大切です。途中でしんどいと感じたときは、自分を責めずに周りの人やサービスを頼ることも忘れないでください。留学で得られるものは、目には見えない成長や新しい価値観の発見です。たとえ道が険しくても、その先には自分だけのかけがえのない経験が待っています。しんどいときこそ一歩ずつ進みながら、留学の「今」を楽しんでいきましょう。

この記事の監修:土屋雅人

1993年栃木県出身。
school surf運営代表。株式会社GOODBYE JAPAN代表。NPO留学協会賛助会員。
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約880円

【海外ローミングが0円】:月2GBまでの海外ローミングがタダ。

【SMS受信が0円はすごい!】:サービスの認証に必要なSMSを海外でも無料で受信できる。電話で銀行、各種アカウントの2段階認証している人は必須。他のキャリアの場合、請求されます。

【1GB=500円で海外利用】:2GB以上使いたい場合も、1GB=500円の破格でチャージできます。チャージ式なので海外で使ってもとんでもない額の請求は来ないので安心。

正直楽天モバイル以外でこれだけ海外利用に強いサービスはありません。留学を予定している人は絶対に契約した方がいいです。語学留学の場合基本、学校にも寮やホームステイ先にもWi-Fiがあるので2GBや5GBで十分です。5GBでも「基本料金880円+1500円=2380円/月」。この機会にぜひネットで簡単に乗り換えましょう。

  • ☆必須
約0円

楽天カード年会費0円で、以下の海外保険がつきます。

【傷害・疾病治療費用】:200万円まで補償。無料カードの中ではトップクラス。大半の治療ケースでこの金額で対応が可能。

【賠償責任】:2,000万円の補償。旅行中の第三者への損害にも対応。

【携行品損害(盗難や破損)】:年間20万円まで補償。

【キャッシュレス診療】:現地での治療費を一時的にあなたが立て替える必要なし。

利用付帯なので、旅行代金や航空券の一部を楽天カードで支払えば上記の充実保証が得られます。他の無料のカードでここまでの保証はないので、1枚は楽天カードを持っておくことをお勧めします。

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